アンジェスMG-後場上げ幅拡大 米国臨床試験開始届けをFDAに申請
アンジェスMG<4563.T>が後場上げ幅拡大。同社は24日前引け後、米国で実施を計画しているNF-カッパBデコイオリゴDNAの椎間板性腰痛症に対する臨床試験で、米規制当局である食品医薬品局(FDA)に新薬臨床試験開始届け(IND)を申請したと発表した。
NF-カッパBデコイは、炎症性サイトカイン(細胞から放出される生理活性物質)を抑制することから、過剰な炎症や免疫反応を原因とするさまざまな疾患に有効な治療薬となる可能性がある。現在、椎間板性腰痛症に対する治療薬としては消炎鎮痛剤などの対症療法しかないが、NF-カッパBデコイは既存の鎮痛剤とは異なり、その原因物質を抑制することで鎮痛効果を発揮するという。
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