前場コメント No.9 めぶきFG、ヒューリック、戸上電機、ダイキン工業、弘電社など

2017/03/27(月) 11:30
★9:35  めぶきFG-大和が新規「3」 最終利益の減益続くもコア業務純益では増益に
 めぶきフィナンシャルグループ<7167.T>が反落。大和証券では、最終利益の減益続くも、コア業務純益では増益になっていると判断。投資判断「3(中立)」、目標株価480円として、新規カバレッジを開始した。2行合算の当期純利益は有価証券売却益の逓減で減益が続く見通し。資金利益減・経費増を役務利益の拡大で補えるとみて、「中立」でカバレッジを開始。

★9:40  ヒューリック-BofAMLが新規「買い」 市場は短期的成長の可能性を過小評価
 ヒューリック<3003.T>が3日ぶり反落。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、市場は短期的成長の可能性を過小評価していると判断。投資判断「買い」、目標株価1260円として、新規カバレッジを開始した。
 積極的で多面的な資産再利用戦略を通じて、短期ガイダンス超過達成が見込める経営陣の手腕を市場は過小評価、来18.12期EPSはコンセンサスを4.4%上回ると予想。当該戦略は、リスクが低い長期マスターリース(約23%)と、みずほ銀行が大きな比率を占める銀行店舗資産(約25%)が中心のポートフォリオによってバランスが取れ、比較的確実な利益と建替事業の上振れ余地も提供している。また、同社は業界トップ水準のROE(約11%)を誇り、 NAV調整D/Eレシオは1.1倍と業界中堅平均1.4倍を下回る。
 2012年来経常利益計画を平均で12%超過達成するという安定した実績を、市場は過小評価していると判断。幅広に投資機会を追求する経営陣の下、同社はセクター平均を上回るEPS成長を続けるものと予想されるとした。

★9:42  戸上電機-急騰 通期最終益を上方修正 法人税等調整額の計上で
 戸上電機製作所<6643.T>が急騰。同社は24日に、17.3期通期の連結純利益予想を従来の20億円から27億円(前期比25.3%減)に引き上げた。繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、繰延税金資産を追加計上する見込みとなった。これに伴い、17.3期において法人税等調整額-5億9200万円を計上する見込みとなったことが寄与する。

★9:45  トランスコスモス-反落 「BPOセンター熊本」を増設 国内最大級の規模に
 トランスコスモス<9715.T>が反落。同社は3月24日の大引け後に、BPO事業拡大に伴い、サービス拠点である「BPOセンター熊本」の増設を決めたと発表した。増設したセンターでの業務開始は7月を予定。今回の増設により、200人の新規採用を計画しており、全体として930席規模の業務体制を構築する。この席数は、BPO事業における国内最大級の規模。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:45  ダイキン工業-続伸 「再び暖まり始める」 「買い」継続
 ダイキン工業<6367.T>が続伸。シティグループ証券では、「再び暖まり始める」とコメント。投資評価「1(買い)」を継続、目標株価を11300円→12500円と引き上げた。
 年初来、ダイキンの株価はTOPIXをわずかにアウトパフォームしている。しかし、投資家は、建機・鉱山機械の持ち直しや、半導体製造装置やスマホ関連受注の勢いに注目しているため、同社株は機械セクターをアンダーパフォームしている。それでも、シティでは「買い」評価を維持。ダイキンの長期的に強気なテーマ(アジアや北米での成長を原動力に、中国での自律型ビジネスモデルに支えられた業績拡大)は変わらないと自信を持っているとし、ダイキン株に前向きな見方を続けるのが正しいと判断。今17.3期第4四半期決算も堅調が予想され、次期会社計画も好調とみられるが、その発表前にターゲットプライスを引き上げるとした。

★9:48  弘電社-大幅続伸 通期営業益を上方修正 資材コスト圧縮など原価低減策が奏功
 弘電社<1948.T>が大幅続伸。同社は24日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の12.1億円から16.0億円(前期比32.1%増)へと引き上げると発表した。
 顧客密着型および採算性を重視した営業活動や施工管理・施工方法の改善による資材コストの圧縮などの工事原価低減策が奏功している。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,405.66 +470.90
TOPIX 2,743.17 +56.69
グロース250 647.40 +2.79
NYダウ 38,386.09 +146.43
ナスダック総合 15,983.08 +55.18
ドル/円 156.72 +0.38
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ