前場コメント No.8 東京精密、RVH、センチュリー21、GSユアサ、あすか製薬など

2017/04/03(月) 11:30
★9:31  東京精密-SMBC日興が目標株価引き上げ 半導体投資の堅調を踏まえてSPEを上積み
 東京精密<7729.T>が大幅反発。SMBC日興証券では、半導体投資の堅調を踏まえてSPE事業を上積み。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は3700円→4100円と引き上げた。
 「中立」継続の理由としては、半導体製造装置(SPE)事業の好調に鑑み、前17.3期以降の業績予想を上方修正したものの、計測機器はやや厳しい状況(前期比減収・減益)が想定されることなどから、全般的に好調な推移となっているSPEセクターにおいては平均的なポジションにあるとの見方を維持。半導体投資1ケタ後半%拡大想定、配当性向30%に沿った配当を想定。

★9:32  RVH-反発 ミュゼプラチナムで全身美容脱毛サロンの新ブランド『coloree』展開
 RVH<6786.T>が3日ぶり反発。同社傘下で美容脱毛専門サロンを運営するミュゼプラチナム(東京都渋谷区)は3月31日の大引け後に、全身美容脱毛サロンの新ブランドとして『coloree』を4月15日より、全国で展開すると発表した。最新マシンの導入で、より短時間での全身美容脱毛が可能。

★9:33  センチュリー21-反発 オンライン接客型不動産仲介のiettyに出資 業務提携
 センチュリー21・ジャパン<8898.T>が4日ぶり反発。同社は3月31日の大引け後に、オンライン接客型不動産仲介を展開する、ietty(東京都渋谷区)に出資すると発表した。
 第三者割当増資に応じ、共同で約2億5000万円(センチュリー21:2億0009万8800円、伊藤忠商事:4997万5200円)の新株引き受けを、このほど完了した。また、業務提携を締結するともに、センチュリー21より取締役1名を派遣する。

★9:33  GSユアサ-TIWが「2+」へ引き上げ 鉛相場上昇の影響を織り込む
 ジーエス・ユアサコーポレーション<6674.T>が4日ぶり反発。投資情報会社のTIWでは、鉛相場上昇影響を織り込み、来期の成長に期待する展開を想定。投資評価を「2(Neutral)」→「2+(Outperform)」と引き上げた。
 鉛価格上昇にも一服感があり、この影響は株価におおむね織り込まれたと判断。鉛価格の変動影響を除けば、各事業ともおおむね堅調に推移しており、悪かった海外での数量にも地域ごとにばらつきはあるが、全体として改善の兆しが出てきた。加えて、18.3期に目を転じると17.3期以上の増益が見込めることなどから、投資評価を「強気」へ引き上げ。また、成長分野である車載用リチウムイオン電池事業の黒字が見込めるようになり、環境を軸に中期的成長が見込めることも株価を支える見込み。

★9:37  ストリーム-小幅反発 通販サイト「ワンズマート楽天市場店」新規出店
 ストリーム<3071.T>が小幅反発。同社は3月31日の大引け後に、運営するインターネット通販サイト「Ones mart(ワンズマート)楽天市場店」を、総合オンラインストア「楽天市場」内に新規出店すると発表した。
 子会社であるエックスワン(東京都港区)のラインナップの中から、最先端の再生医療技術を応用したヒト幹細胞コスメ「XLUXES(エックスリュークス)」シリーズをはじめとした化粧品や健康食品のほか、鍋やフライパンといったキッチン用品など、特に女性が気になる生活必需品を中心に1万3000点以上の商品をそろえるとした。

★9:39  あすか製薬-大幅に3日続落 前期純利益を下方修正 研究所敷地内で大量の有害物質
 あすか製薬<4514.T>が大幅に3日続落。同社は31日、17.3期通期の連結純利益予想を従来の36.0億円から27.0億円(前期比3.9倍)へと引き下げると発表した。
 川崎研究所の敷地内で自主的な土壌調査を行った結果、一部の地点で国の定める環境基準値を超える特定有害物質の存在が判明し、環境対策費用引当金を繰り入れた。また、製品リゾチーム塩酸塩製剤「アクディーム」について、薬事・食品衛生審議会医薬品再評価部会が現在の医療上の有用性は確認できないとの見解を得たことから、同剤の販売を中止した。


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