前場コメント No.17 アコム、セプテーニ、ＡＬＳＯＫ、ネクステージ、ＳＵＢＡＲＵなど
★10:25 アコム－野村が目標株価引き上げ 会社計画は保守的
アコム<8572.T>がもみ合い。野村証券では、会社計画は保守的と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は570円→600円と引き上げた。
前17.3期実績を踏まえ、貸倒費用を中心に野村予想を見直し。ただし、利益水準や収益性見通しに大きな変更はないとし、利息返還想定も前回予想から変わりはないとした。一方、今18.3期会社計画は、足元の貸倒動向に変化はないものの、貸倒費用を保守的に見込んだと想定される。会社計画より強気となる野村の利益予想は達成可能と想定しているとした。
アコム<8572.T>がもみ合い。野村証券では、会社計画は保守的と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は570円→600円と引き上げた。
前17.3期実績を踏まえ、貸倒費用を中心に野村予想を見直し。ただし、利益水準や収益性見通しに大きな変更はないとし、利息返還想定も前回予想から変わりはないとした。一方、今18.3期会社計画は、足元の貸倒動向に変化はないものの、貸倒費用を保守的に見込んだと想定される。会社計画より強気となる野村の利益予想は達成可能と想定しているとした。
★10:27 ＪＤＩ－急落 １Q営業赤字拡大見込む 季節要因や顧客の在庫調整で
ジャパンディスプレイ<6740.T>が急落。同社は10日に、18.3期1Q（4－6月）の連結営業損益予想を150億円の赤字（前期は34.1億円の赤字）と発表した。
季節要因および顧客の新製品発売に向けた在庫調整が見込まれることに加え、特に中国のスマホメーカー各社に今後のOLEDディスプレイ搭載スマホの販売動向を見極めようとする傾向が見られ、スマホ向けディスプレイの需要が停滞することが見込まれるとしている。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は185億円（前期比10.7％増）だった。一連の経営改革の効果が発現したことなどが寄与した。
ジャパンディスプレイ<6740.T>が急落。同社は10日に、18.3期1Q（4－6月）の連結営業損益予想を150億円の赤字（前期は34.1億円の赤字）と発表した。
季節要因および顧客の新製品発売に向けた在庫調整が見込まれることに加え、特に中国のスマホメーカー各社に今後のOLEDディスプレイ搭載スマホの販売動向を見極めようとする傾向が見られ、スマホ向けディスプレイの需要が停滞することが見込まれるとしている。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は185億円（前期比10.7％増）だった。一連の経営改革の効果が発現したことなどが寄与した。
★10:30 セプテーニ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ ネットマーケティングの成長が鈍化
セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、主力であるネットマーケティング事業の成長が鈍化しており、業績予想を減額修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は390円→360円と引き下げた。
サイバーエージェントとの競合環境の下、主力のネットマーケティング事業の成長鈍化を想定。現在の株価水準は、減額修正をした業績予想および成長期待を除いたヒストリカル・バリュエーションから算出する目標株価の範囲内と判断。
先行投資期にあるメディアコンテンツ事業は、マンガアプリ「GANMA!」の7～9月期以降の売上収益の伸びに注目するとした。
セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、主力であるネットマーケティング事業の成長が鈍化しており、業績予想を減額修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は390円→360円と引き下げた。
サイバーエージェントとの競合環境の下、主力のネットマーケティング事業の成長鈍化を想定。現在の株価水準は、減額修正をした業績予想および成長期待を除いたヒストリカル・バリュエーションから算出する目標株価の範囲内と判断。
先行投資期にあるメディアコンテンツ事業は、マンガアプリ「GANMA!」の7～9月期以降の売上収益の伸びに注目するとした。
★10:30 ＡＬＳＯＫ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 今期以降の高い利益成長を評価
ＡＬＳＯＫ（綜合警備保障）<2331.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今期以降の高い利益成長を評価し、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は5200円→5100円と引き下げた。
エクイティストーリーは変わりなし。2020年の東京五輪に向けた警備需要拡大と、同業のセコム（9735）対比で営業利益率の改善ポテンシャルの高さから、中期的な2ケタEPS成長を評価。
三菱ＵＦＪＭＳの業績予想を減額。主因は、機械警備における監視カメラなどの売却収入予想を引き下げたため。この売却収入に関しては、前17.3期営業利益実績が三菱ＵＦＪＭＳ予想を21億円下回ったことの理由の1つ。今回、当該予想を減額するものの、監視カメラなどの高い需要に変化はないとし、今後も売却収入の安定増収が続くとの見方を示した。
ＡＬＳＯＫ（綜合警備保障）<2331.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今期以降の高い利益成長を評価し、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は5200円→5100円と引き下げた。
エクイティストーリーは変わりなし。2020年の東京五輪に向けた警備需要拡大と、同業のセコム（9735）対比で営業利益率の改善ポテンシャルの高さから、中期的な2ケタEPS成長を評価。
三菱ＵＦＪＭＳの業績予想を減額。主因は、機械警備における監視カメラなどの売却収入予想を引き下げたため。この売却収入に関しては、前17.3期営業利益実績が三菱ＵＦＪＭＳ予想を21億円下回ったことの理由の1つ。今回、当該予想を減額するものの、監視カメラなどの高い需要に変化はないとし、今後も売却収入の安定増収が続くとの見方を示した。
★10:31 ネクステージ－もみ合い 東名証2部への指定替え猶予期間（株主数）が解除
ネクステージ<3186.T>がもみ合い。同社は5月10日の大引け後に、3月10日付けで東京証券取引所および名古屋証券取引所より市場2部への指定替え猶予期間（株主数）入りした旨の発表がなされていた件に関し、同日付けで解除されたと発表した。同社では「今後ともIR活動を含め、株主数増加に向けた施策の実施に努めてまいります」としている。
ネクステージ<3186.T>がもみ合い。同社は5月10日の大引け後に、3月10日付けで東京証券取引所および名古屋証券取引所より市場2部への指定替え猶予期間（株主数）入りした旨の発表がなされていた件に関し、同日付けで解除されたと発表した。同社では「今後ともIR活動を含め、株主数増加に向けた施策の実施に努めてまいります」としている。
★10:32 ＳＵＢＡＲＵ－大和が目標株価引き下げ 従来想定より厳しいが計画は相当に保守的な感
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が4日続落。大和証券では、従来想定より厳しいが、計画は相当に保守的な感とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は5650円→4700円と引き下げた。
決算の実績/計画とも数値面では事前新聞観測記事に近い内容。将来投資と競争激化で大和予想は下方修正も、計画は保守的な感があるとした。残念な計画だが、ネガティブクライマックスと想定、強気継続。
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が4日続落。大和証券では、従来想定より厳しいが、計画は相当に保守的な感とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は5650円→4700円と引き下げた。
決算の実績/計画とも数値面では事前新聞観測記事に近い内容。将来投資と競争激化で大和予想は下方修正も、計画は保守的な感があるとした。残念な計画だが、ネガティブクライマックスと想定、強気継続。
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