前場コメント No.11 東光高岳、アドソル日進、スターツ、新日本電工、フュージョンなど
★9:54 トレンドマイクロ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 費用を抑制しながら事業シフト
トレンドマイクロ<4704.T>が小幅続落。ＳＭＢＣ日興証券では、費用を抑制しながら事業をシフトしていると判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は4700円→5500円と引き上げた。
同社では、成熟して需要が中長期的に縮小すると予想されるウィルススキャン製品から、総合的なサイバーセキュリティサービスへ事業をシフトしようとしている。注力する分野は顧客ごとの個別対応が必要であり、利益率は一般的には同社のウィルススキャン製品事業の半分以下。同社マネジメントも、費用は増加傾向と予想していたが、実際には費用の拡大を抑えながら事業のシフトに取り組んでいる。全体の売上高の成長はＳＭＢＣ日興予想と同等であるが、今17.12期1Qの費用は同社計画やＳＭＢＣ日興予想を下回って推移しており、業績予想を上方修正。
トレンドマイクロ<4704.T>が小幅続落。ＳＭＢＣ日興証券では、費用を抑制しながら事業をシフトしていると判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は4700円→5500円と引き上げた。
同社では、成熟して需要が中長期的に縮小すると予想されるウィルススキャン製品から、総合的なサイバーセキュリティサービスへ事業をシフトしようとしている。注力する分野は顧客ごとの個別対応が必要であり、利益率は一般的には同社のウィルススキャン製品事業の半分以下。同社マネジメントも、費用は増加傾向と予想していたが、実際には費用の拡大を抑えながら事業のシフトに取り組んでいる。全体の売上高の成長はＳＭＢＣ日興予想と同等であるが、今17.12期1Qの費用は同社計画やＳＭＢＣ日興予想を下回って推移しており、業績予想を上方修正。
★9:57 東光高岳－みずほが目標株価引き下げ 主力顧客向け電力機器の需要も低調
東光高岳<6617.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、スマメでの一過性好調要因はく落に加え、主力顧客向け電力機器の需要も低調と判断。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は1800円→1500円と引き下げた。
計量事業での一過性のスマメ特需はく落および東京電力向けスマメの納入シェアダウンに加え、電力機器においても、主力顧客である東京電力の新々総合特別事業計画の中で示された託送合理化などを背景に、配電機器需要は低調が続くもよう。12年10月の旧東光電気と旧高岳製作所の経営統合以降取り組んできた原価低減努力などから、赤字転落は避けられるとみられるが、当面利益水準は低位にとどまり、株価再評価のカタリストに欠けると判断。
東光高岳<6617.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、スマメでの一過性好調要因はく落に加え、主力顧客向け電力機器の需要も低調と判断。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は1800円→1500円と引き下げた。
計量事業での一過性のスマメ特需はく落および東京電力向けスマメの納入シェアダウンに加え、電力機器においても、主力顧客である東京電力の新々総合特別事業計画の中で示された託送合理化などを背景に、配電機器需要は低調が続くもよう。12年10月の旧東光電気と旧高岳製作所の経営統合以降取り組んできた原価低減努力などから、赤字転落は避けられるとみられるが、当面利益水準は低位にとどまり、株価再評価のカタリストに欠けると判断。
★10:01 アドソル－大幅反発 サポート終了済みOS向けセキュリティソフト販売
アドソル日進<3837.T>が大幅反発。26日付の日経産業新聞で、同社が6月に、サポートが終了した「ウィンドウズXP」などの基本ソフト（OS）をサイバー攻撃から守るシステムを販売すると報じられた。
独自技術を使った中継システムを通して安全に通信できるようにするという。世界で被害が出た5月の大規模サイバー攻撃で、古いOSを使い続けた事業者に被害が広がる事例が目立ったことに対応するとされる。今後の業績拡大が期待され、買いが入っている。
アドソル日進<3837.T>が大幅反発。26日付の日経産業新聞で、同社が6月に、サポートが終了した「ウィンドウズXP」などの基本ソフト（OS）をサイバー攻撃から守るシステムを販売すると報じられた。
独自技術を使った中継システムを通して安全に通信できるようにするという。世界で被害が出た5月の大規模サイバー攻撃で、古いOSを使い続けた事業者に被害が広がる事例が目立ったことに対応するとされる。今後の業績拡大が期待され、買いが入っている。
★10:04 スターツ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 最高益更新は続くも株価は妥当水準
スターツコーポレーション<8850.T>が6日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、免震建築受注などの拡大により最高益更新は続くが、株価は妥当水準とみて、投資評価「Hold」を継続した。目標株価は2490円→2510円と引き上げた。
免震建築など賃貸住宅の建設、管理など地域密着型の顧客囲い込みによって安定成長が続いており、今18.3期以降も営業利益は最高益更新が続く見込み。マンションなど分譲不動産の販売が少ない端境期であるが、建設事業、不動産管理事業の好調が続く見通し。来19.3期も増益を予想、神田のタワーマンションの計上、新浦安のホテル新館の通期稼働が寄与する見込み。
スターツコーポレーション<8850.T>が6日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、免震建築受注などの拡大により最高益更新は続くが、株価は妥当水準とみて、投資評価「Hold」を継続した。目標株価は2490円→2510円と引き上げた。
免震建築など賃貸住宅の建設、管理など地域密着型の顧客囲い込みによって安定成長が続いており、今18.3期以降も営業利益は最高益更新が続く見込み。マンションなど分譲不動産の販売が少ない端境期であるが、建設事業、不動産管理事業の好調が続く見通し。来19.3期も増益を予想、神田のタワーマンションの計上、新浦安のホテル新館の通期稼働が寄与する見込み。
★10:05 新日本電工－岩井コスモが目標株価引き上げ 収益モメンタムの改善が本格化
新日本電工<5563.T>が4日ぶり反発。岩井コスモ証券では、収益モメンタムの改善が本格化していると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を420円→460円と引き上げた。
合金鉄の市況上昇を背景に、今第1四半期（1～3月）営業利益は前年同期比約5倍と大幅な増益を達成。主力の合金鉄事業では、通期会社計画で営業利益20億円を計画していたが、第1四半期ですでに超過達成する好決算。第2四半期はさらなる収益拡大が進み、通期業績の大幅な上振れ期待が高まる公算は大きいとした。
新日本電工<5563.T>が4日ぶり反発。岩井コスモ証券では、収益モメンタムの改善が本格化していると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を420円→460円と引き上げた。
合金鉄の市況上昇を背景に、今第1四半期（1～3月）営業利益は前年同期比約5倍と大幅な増益を達成。主力の合金鉄事業では、通期会社計画で営業利益20億円を計画していたが、第1四半期ですでに超過達成する好決算。第2四半期はさらなる収益拡大が進み、通期業績の大幅な上振れ期待が高まる公算は大きいとした。
★10:08 フュージョン－急騰 トライステージと業務提携 データ分析業務の受注増加など見込む
フュージョン<3977.SP>が急騰。25日に、トライステージ<2178.T>と、両社の企業価値の向上を目的に、業務提携を行うと発表した。
顧客維持に強みを持つフュージョンと、顧客獲得に強みを持つトライステージとが提携することで、相乗効果を発揮し、よりいっそう両社のクライアント企業にダイレクトマーケティングの価値を提供できると判断した。なお、フュージョンにとっての具体的な効果は、データ分析業務の受注増加と、配送ソリューションの強化となるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
フュージョン<3977.SP>が急騰。25日に、トライステージ<2178.T>と、両社の企業価値の向上を目的に、業務提携を行うと発表した。
顧客維持に強みを持つフュージョンと、顧客獲得に強みを持つトライステージとが提携することで、相乗効果を発揮し、よりいっそう両社のクライアント企業にダイレクトマーケティングの価値を提供できると判断した。なお、フュージョンにとっての具体的な効果は、データ分析業務の受注増加と、配送ソリューションの強化となるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
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