日立マクセル-3日ぶり反落 充放電中のリチウムの動き 正負極同時のリアルタイム観察に成功
日立マクセル<6810.T>が3日ぶり反落。25日に、電池断面のリアルタイム観察技術を用いて、これまで不可能と考えられていた充放電中の電解液系リチウムイオン電池内部における正極および負極内のリチウム濃度分布を、同時に同一視野内で、リアルタイムに計測することに、世界で初めて成功したと発表した。
この技術により、寿命特性・出力特性などのリチウムイオン電池に必要な基本性能を改善するとともに、発熱・発火の直接的な原因となるリチウムデンドライトの発生確率を大幅に低減し、大電流で使用されるすべてのリチウムイオン電池の安全性を飛躍的に向上させるための指針が得られるとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
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