後場コメント No.2 味の素、エフピコ、東芝、小野薬品、日立物流など
★12:41 味の素-ドイツ証が目標株価引き下げ 目先のカタリストの可能性を踏まえて
味の素<2802.T>が3日続伸。ドイツ証券では、目先のカタリストの可能性を踏まえて、株価は年初来の底値にあると注目。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2700円→2400円と引き下げた。
ヘルスケア事業の中期見通しを上方修正するものの、タイの目先の売上高予想を下方修正したため、1年後の目標株価を若干引き下げ。株価は夏にかけて上昇したのち、1Q決算が失望を誘ったため、足もとでは年初来の低水準まで下落している。ドイツ証では、ヘルスケア事業の今後のイベントによって非対称的なリターンを得られる可能性があるとみているとした。
味の素<2802.T>が3日続伸。ドイツ証券では、目先のカタリストの可能性を踏まえて、株価は年初来の底値にあると注目。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2700円→2400円と引き下げた。
ヘルスケア事業の中期見通しを上方修正するものの、タイの目先の売上高予想を下方修正したため、1年後の目標株価を若干引き下げ。株価は夏にかけて上昇したのち、1Q決算が失望を誘ったため、足もとでは年初来の低水準まで下落している。ドイツ証では、ヘルスケア事業の今後のイベントによって非対称的なリターンを得られる可能性があるとみているとした。
★12:48 エフピコ-みずほが目標株価引き下げ オリジナル製品好調で営業増益は確保
エフピコ<7947.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、価格是正の遅れにより業績予想を下方修正するも、オリジナル製品好調で営業増益は確保していると判断。投資判断「買い」を継続した。目標株価は6800円→6600円と引き下げた。
業績予想を下方修正。前回業績見直しでは弁当・惣菜容器の価格改定などを背景に利益予想を上方修正したが、その後の原材料価格の下落が価格改定に支障をきたす恐れがあると考え、利益予想を減額するとした。なお、リサイクル容器や電子レンジ対応容器などオリジナル製品については過去最高益更新の原動力となる従前の見方に変更はなし。みずほでは、オリジナル製品の20.3期売上高を17.3期比46%増の954億円と予想、売上高構成比
は17.3期38%から20.3期50%へ過半に達すると予想。
エフピコ<7947.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、価格是正の遅れにより業績予想を下方修正するも、オリジナル製品好調で営業増益は確保していると判断。投資判断「買い」を継続した。目標株価は6800円→6600円と引き下げた。
業績予想を下方修正。前回業績見直しでは弁当・惣菜容器の価格改定などを背景に利益予想を上方修正したが、その後の原材料価格の下落が価格改定に支障をきたす恐れがあると考え、利益予想を減額するとした。なお、リサイクル容器や電子レンジ対応容器などオリジナル製品については過去最高益更新の原動力となる従前の見方に変更はなし。みずほでは、オリジナル製品の20.3期売上高を17.3期比46%増の954億円と予想、売上高構成比
は17.3期38%から20.3期50%へ過半に達すると予想。
★12:53 東芝-みずほが目標株価引き上げ メモリ事業売却による財務改善を暫定的に織り込む
東芝<6502.T>がもみ合い。みずほ証券では、メモリ事業売却による財務改善を暫定的に織り込むとし、投資判断「中立」を継続、目標株価は200円→300円と引き上げた。
2期連続債務超過の回避に向けたメモリ事業の売却は、売却先すら決定しておらず、依然として当社は不確定要素を多く抱える状況にある。ただし、(1)8月10日に限定付適正ながら有報提出でいったん決算は正常化、(2)同日の説明会で、メモリ事業売却による売却益やキャッシュインの概算数字が示されたことなどを踏まえ、暫定的に業績予想および目標株価を修正するとした。
東芝<6502.T>がもみ合い。みずほ証券では、メモリ事業売却による財務改善を暫定的に織り込むとし、投資判断「中立」を継続、目標株価は200円→300円と引き上げた。
2期連続債務超過の回避に向けたメモリ事業の売却は、売却先すら決定しておらず、依然として当社は不確定要素を多く抱える状況にある。ただし、(1)8月10日に限定付適正ながら有報提出でいったん決算は正常化、(2)同日の説明会で、メモリ事業売却による売却益やキャッシュインの概算数字が示されたことなどを踏まえ、暫定的に業績予想および目標株価を修正するとした。
★12:58 小野薬品-4日続伸 オプジーボが韓国で切除不能または転移性の悪性黒色腫への適応拡大
小野薬品工業<4528.T>が4日続伸。同社は19日に、、韓国の子会社である韓国小野薬品工業が、オプジーボについて、「切除不能または転移性の悪性黒色腫」における適応拡大の承認を韓国食品医薬品安全処(MFDS)から取得したと発表した。
悪性黒色腫は、皮膚の色と関係が深いメラニン色素の産生能を持つ色素細胞(メラノサイト)ががん化した悪性腫瘍であり、韓国における年間発症者数は約600人と推定されているという。オプジーボ単剤療法では、「BRAF V600E野生型の切除不能または転移性の悪性黒色腫」について承認されていたが、今回の承認によって、BRAF変異陽性の患者への使用も可能になったとしている。
小野薬品工業<4528.T>が4日続伸。同社は19日に、、韓国の子会社である韓国小野薬品工業が、オプジーボについて、「切除不能または転移性の悪性黒色腫」における適応拡大の承認を韓国食品医薬品安全処(MFDS)から取得したと発表した。
悪性黒色腫は、皮膚の色と関係が深いメラニン色素の産生能を持つ色素細胞(メラノサイト)ががん化した悪性腫瘍であり、韓国における年間発症者数は約600人と推定されているという。オプジーボ単剤療法では、「BRAF V600E野生型の切除不能または転移性の悪性黒色腫」について承認されていたが、今回の承認によって、BRAF変異陽性の患者への使用も可能になったとしている。
★12:58 日立物流-みずほが目標株価引き上げ SGHDの動向を注視したい
日立物流<9086.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、SGホールディングスの動向を注視したいとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1900円→2280円と引き上げた。
株価バリュエーションの算定方法を変更したことなどから、目標株価は引き上げ。3PL市場の拡大とともに、省人化などで業界トップレベルにある同社の業績拡大が続くとの見方に変わりはないとした。一方で、SGホールディングスとの協創プロジェクトの進ちょく状況は、当初見込みより、やや遅れている印象とコメント。持ち分法適用会社の佐川急便では未払い残業代について調査中と報じられおり、しばらくはSGホールディングスグループの動向を注視したいとした。
日立物流<9086.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、SGホールディングスの動向を注視したいとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1900円→2280円と引き上げた。
株価バリュエーションの算定方法を変更したことなどから、目標株価は引き上げ。3PL市場の拡大とともに、省人化などで業界トップレベルにある同社の業績拡大が続くとの見方に変わりはないとした。一方で、SGホールディングスとの協創プロジェクトの進ちょく状況は、当初見込みより、やや遅れている印象とコメント。持ち分法適用会社の佐川急便では未払い残業代について調査中と報じられおり、しばらくはSGホールディングスグループの動向を注視したいとした。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ