〔Market Flash〕工作機械受注は内外需で高水準が続く、オークマに注目~みずほ

2018/01/17(水) 10:43
【10:40】工作機械受注は内外需で高水準が続く、オークマに注目~みずほ  みずほ証券では、15日に日本工作機械工業会が発表した17年12月の工作機械受注速報を受けてリポートしている。受注総額は1659億円(前年同月比48%増)となり、内需が633億円(同38%増)、外需が1025億円(同56%増)となった。1-12月累計では、総額が1兆6455億円(前年比32%増)となり、2007年のピークを10年ぶりに更新した。みずほでは、工作機械需要の従来想定を上回る拡大に注目している。特に一般機械業界向け受注の本格拡大をドライバーとする回復に着目しており、同分野向けを得意とするオークマ(6103)に「買い」の投資判断を付与している。市場動向における今後の焦点には、(1)法人減税や補助金などが拡充される日米の需要動向、(2)中国の需要拡大の持続性、(3)最大顧客である自動車産業の設備投資動向―などを挙げている。 【10:05】化学セクター 2018年序盤はウエハー2社に投資妙味あり~JPモルガン  JPモルガン証券では化学セクターに関して、2018年序盤は、信越化学(4063)とSUMCO(3436)のウエハー2社への投資妙味が高いと考えている。堅調な需給環境は全口径で継続しており、300mm/200mmに加え、150mmでの値上げ進展の期待が高まれば、さらなる株価評価につながるとみている。総合化学では、春先に定修期を迎え、良好なマージンが期待できると想定しているが、年度決算に向けては、全般にガイダンスリスクが意識される展開を見込んでいる。個別では、三菱ケミカルHD(4188)、信越化学、SUMCOを引き続き選好している。 【9:40】史上最高値更新のジャスダック平均は2018年も上昇波動が継続~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルリポートでは、日経ジャスダック平均について考察している。日経ジャスダック平均は2009年3月の安値994円で、2002年11月の中勢底943円に対する二番底を打った。その後、2016年の小勢底2199円からの上昇で2006年の1月の高値2904円を上回り、1991年6月の高値3333円も上抜いて、中勢二段目の上昇波動が拡大を続けている。昨年秋以降も騰勢が衰えず、1月15日には1990年7月の史上高値4149円を更新した。SMBC日興では、この上昇波動は2018年も継続すると予想しており、4430円どころか4700円どころまで拡大する可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配はドン・キホーテ、神戸鋼、ディスコ、TSIHDが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ドン・キホーテ (7532) +3.85%、神戸鋼(5406) +1.87%、ディスコ(6146) +1.79%、TSIHD(3608) +1.64%、NTT都市(8933) +1.37%、JSR(4185) +1.16%、HOYA(7741) +1.10%、スクエニHD(9684) +1.08%、百五銀(8368) +1.06%、クボタ(6326) +0.99%などが高い気配値。  一方、アルフレッサ (2784)-10.03%、日製鋼(5631) -6.76%、大陽日酸(4091) -5.38%、戸田建(1860) -5.22%、SBI(8473) -4.98%、T&DHD(8795) -4.27%、協エクシオ(1951) -4.23%、エア・ウォー (4088) -4.22%、山口FG(8418) -4.00%、ファナック(6954) -3.86%などが安い気配値となっている。
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