凸版印刷-もみ合い フォトマスク事業強化へ 中国・上海工場に最新鋭設備導入

2018/01/19(金) 10:31
 凸版印刷<7911.T>がもみ合い。同社は19日に、半導体用フォトマスクの製造を手掛けるToppan Photomasks(米国テキサス州 以下、TPI)の生産子会社である上海凸版光掩模(中国上海市 以下、TPCS)の建屋内に、最先端フォトマスクの量産に対応した設備投資を決定、2018年秋までに順次、最新鋭設備の導入を行うと発表した。  今回、TPCSに最先端フォトマスクの生産設備を新たに導入することで、従来品から最先端品、さらに短納期対応が求められる保護膜(ペリクル)の貼り替えまでの一貫生産が可能になるという。同社はこの設備投資により、中国での最先端フォトマスクの生産を強化、既存の日本・台湾の生産拠点と総力を結集し、アジア市場で2020年に約450億円の売り上げを目指すとしている。
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