〔Market Flash〕株式市場の連動性の高まりにも注意を払いたい~三菱UFJMS

2018/02/13(火) 10:51
【10:50】株式市場の連動性の高まりにも注意を払いたい~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のクオンツリポートでは、米株式市場の株価変動要因について考察している。S&P500の株価変動を、(1)米長期金利要因、(2)為替要因(ポンドドル)、(3)同(ユーロドル)、(4)英国株要因、(5)ドイツ株要因、(6)原油要因、(7)米国要因―に分解し、各要因がS&P500の株価変動に占める割合を推計したところ、先週に米国株が急落する場面においては、米長期金利要因が最も大きかったとのこと。一方で、英国株要因やドイツ株要因も、絶対水準は高くはないものの上昇しており、株式市場の連動性が高まりつつあることを指摘している。株式市場の連動性は下落局面で高まる傾向があることから、三菱UFJMSでは、しばらくは連動性の高まりを意識しながら、リスクを抑えた運用を心がけたいとコメントしている。 【10:00】米国株のこの時期の高寄りは個人の継続買いのサイン~大和  大和証券のテクニカルリポートでは、米国株式市場が先週金曜と週明け月曜が高寄りで始まったことを受け、個人投資家の押し目買いが入り始めた可能性が感じられるとコメントしている。米国でも個人投資家はオンライン発注のウエートが大きく、夜間や土日の間の発注がたまって寄り付きの値動きに表れやすいとのこと。今年から1年未満保有のキャピタルゲインにかかる所得税率が下がっているため、大和では、ここもとは個人投資家の売りが集中していた可能性があるとみていた。一方で、この時期から5月までは、例年日本円換算で30兆円規模の巨額の税還付が行われ、5月頃までの株高の原動力となりやすいことを指摘している。大和では、米国で個人投資家の押し目買い開始となれば、5月まで継続買いとなる期待感が台頭すると考えている。 【9:40】倉庫・運輸は業績モメンタム鈍化継続リスクも~SMBC日興  SMBC日興証券では運輸・倉庫セクターに関して、今回の18.3期3Q決算では、ポジティブサプライズの銘柄がほとんどなかったことが印象的とコメントしている。事業環境は堅調であったにも関わらずコストが想定以上に増加し、利益がコンセンサスを下回る銘柄が多かったことを指摘している。現時点ではコンセンサスが高いままであるため、当面はコンセンサスの切り下がりリスクがあると認識しており、18.3期通期決算でも各社業績がコンセンサスを上回るかは依然不透明感とみている。そのためSMBC日興では、短期的には上値が重い展開が続く可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配は日産化、淀川鋼、長谷工、東海カが高い気配値  主力株の寄り前気配では、日産化(4021)+17.75%、淀川鋼(5451)+17.17%、長谷工(1808) +9.87%、東海カ(5301) +9.25%、東亜合成(4045) +9.21%、OSG(6136) +9.05%、電化(4061) +8.19%、TC-Lea (8439) +7.87%、東建物(8804) +7.82%、ユニプレス(5949) +7.78%などが高い気配値。  一方、日梱包(9072)-18.21%、東邦HD(8129)-13.83%、イズミ(8273) -8.30%、バンナムHD(7832) -6.08%、イビデン(4062) -5.19%、メディパル(7459) -5.11%、武蔵銀(8336) -4.69%、応化工(4186) -3.68%、石油資源(1662) -3.54%、ケーヒン(7251) -3.48%などが安い気配値となっている。
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