後場コメント No.7 ケーヒン、パスコ、日本トムソン、ジャパンマテリアル、ＧＤＯなど
★13:39 ケーヒン－野村が目標株価引き上げ 短期は堅調だが中期成長を見るには時期尚早
ケーヒン<7251.T>が3日続落。野村証券では、短期は堅調だが中期成長を見るには時期尚早として、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2300円→2450円と引き上げた。
Q3決算では日本での増収や生産性改善に加え、アジアの貢献が想定以上で野村予想を上回る好決算。来19.3期はアジア・二輪向けの貢献や日本での増収と生産性改善の継続はある一方、モデルチェンジの影響により米州は厳しい状況が続くと予想されるため、全体業績の力強さはないとコメント。中国での電動化製品の拡販、短期ではコスト先行と見られるインドでのFI投資の成果の中期的な刈り取りにより、中期成長の確度が高まるかが同社株再評価のポイントと野村では見ているとした。
ケーヒン<7251.T>が3日続落。野村証券では、短期は堅調だが中期成長を見るには時期尚早として、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2300円→2450円と引き上げた。
Q3決算では日本での増収や生産性改善に加え、アジアの貢献が想定以上で野村予想を上回る好決算。来19.3期はアジア・二輪向けの貢献や日本での増収と生産性改善の継続はある一方、モデルチェンジの影響により米州は厳しい状況が続くと予想されるため、全体業績の力強さはないとコメント。中国での電動化製品の拡販、短期ではコスト先行と見られるインドでのFI投資の成果の中期的な刈り取りにより、中期成長の確度が高まるかが同社株再評価のポイントと野村では見ているとした。
★13:45 キャピタルアセットプランニング－急落 1Q営業赤字転落 事務所移転費用の発生で
キャピタル・アセット・プランニング<3965.T>が急落。同社は9日に、18.9期1Q（10-12月）の営業損益は7100万円の赤字（前年同期は1600万円の黒字）だったと発表した。東京事務所移転にともなう備品費など5329万8000円の発生が響いた。なお、上期の会社計画1億6500万円の黒字は据え置いた。
キャピタル・アセット・プランニング<3965.T>が急落。同社は9日に、18.9期1Q（10-12月）の営業損益は7100万円の赤字（前年同期は1600万円の黒字）だったと発表した。東京事務所移転にともなう備品費など5329万8000円の発生が響いた。なお、上期の会社計画1億6500万円の黒字は据え置いた。
★13:46 パスコ－いちよしが「B」へ引き下げ ダイナミック関連の受注計上も全般に伸び悩み
パスコ<9232.T>が続落。いちよし経済研究所では、ダイナミック関連の受注計上も全般に伸び悩んでいるとみて、レーティングを「A」→「B」と引き下げた。フェアバリューは400円を継続。
今18.3期3Q累計（4～12月）業績は、売上高334億円（前年同期比5.1％減）、営業損失9億円（前年同期は損失5億円）。収益本格化の前段階ながらもコストダウンの進行により、3Q（10～12月）の四半期営業利益は前期3Qの0.3億円から4.9億円へと順調な回復となった。一方、受注面は自動運転に関するダイナミックマップ作成のための高精度3次元地図データ取得業務が予定通り計上されたものの、規模は事前想定の範囲内。さらなる業績モメンタムの向上余地は限定的と判断。
パスコ<9232.T>が続落。いちよし経済研究所では、ダイナミック関連の受注計上も全般に伸び悩んでいるとみて、レーティングを「A」→「B」と引き下げた。フェアバリューは400円を継続。
今18.3期3Q累計（4～12月）業績は、売上高334億円（前年同期比5.1％減）、営業損失9億円（前年同期は損失5億円）。収益本格化の前段階ながらもコストダウンの進行により、3Q（10～12月）の四半期営業利益は前期3Qの0.3億円から4.9億円へと順調な回復となった。一方、受注面は自動運転に関するダイナミックマップ作成のための高精度3次元地図データ取得業務が予定通り計上されたものの、規模は事前想定の範囲内。さらなる業績モメンタムの向上余地は限定的と判断。
★13:49 日本トムソン－後場急落 3Q累計営業益2.1倍も材料出尽くしで
日本トムソン<6480.T>が後場急落。同社は13日13時、18.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が13.4億円（前年同期比2.1倍）だったと発表した。
国内工場や生産子会社であるIKO THOMPSON VIETNAMで人員増強などにより供給体制を整備した。国内市場でも半導体製造装置や電子部品実装機などのエレクトロニクス関連機器向けや工作機械向けを中心に売上高が伸びた。しかし株価は、材料出尽くしで下落している。
日本トムソン<6480.T>が後場急落。同社は13日13時、18.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が13.4億円（前年同期比2.1倍）だったと発表した。
国内工場や生産子会社であるIKO THOMPSON VIETNAMで人員増強などにより供給体制を整備した。国内市場でも半導体製造装置や電子部品実装機などのエレクトロニクス関連機器向けや工作機械向けを中心に売上高が伸びた。しかし株価は、材料出尽くしで下落している。
★13:53 ジャパンマテリアル－いちよしがフェアバリュー引き上げ 案件数増加で業績上方修正
ジャパンマテリアル<6055.T>が反発。いちよし経済研究所では、人員拡充に伴う案件数の増加を勘案し、業績見通しを上方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3200円→3600円と引き上げた。
今18.3期第3四半期（17年10～12月）決算では、半導体分野を中心とするエレクトロニクス関連事業の売上拡大を確認。同社のビジネスは基本的に需要超過の状況が続いているが、対応を急いでいる人員拡充の進展を考慮し、来19.3期以降の業績予想を上方修正。
製造装置メンテナンスのエンジニアリング分野も同様。エッチング装置を中心とするメンテナンス需要は最も拡大ペースが急な分野であり、対応人員の確保がビジネス増につながる構図を予想。
ジャパンマテリアル<6055.T>が反発。いちよし経済研究所では、人員拡充に伴う案件数の増加を勘案し、業績見通しを上方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3200円→3600円と引き上げた。
今18.3期第3四半期（17年10～12月）決算では、半導体分野を中心とするエレクトロニクス関連事業の売上拡大を確認。同社のビジネスは基本的に需要超過の状況が続いているが、対応を急いでいる人員拡充の進展を考慮し、来19.3期以降の業績予想を上方修正。
製造装置メンテナンスのエンジニアリング分野も同様。エッチング装置を中心とするメンテナンス需要は最も拡大ペースが急な分野であり、対応人員の確保がビジネス増につながる構図を予想。
★14:01 ＧＤＯ－いちよしがフェアバリュー引き上げ 売上高成長は着実に加速している
ゴルフダイジェスト・オンライン<3319.T>が3日ぶり大幅反発。いちよし経済研究所では、先行投資は想定以上に重いが、投資効果により売上高成長は着実に加速していると判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは1200円→1300円と引き上げた。
今18.12期は販促費等の投資強化により、利益成長はいちよしの従来予想を下回る見通しとなった。しかし、前17.12期実績を見る限り、投資効果により売上高成長力は着実に高まっていると考えられ、前17.12期以降の売上高予想を大幅に上方修正。中長期的には、粗利益の増加が投資負担を上回るとの見方を示した。
ゴルフダイジェスト・オンライン<3319.T>が3日ぶり大幅反発。いちよし経済研究所では、先行投資は想定以上に重いが、投資効果により売上高成長は着実に加速していると判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは1200円→1300円と引き上げた。
今18.12期は販促費等の投資強化により、利益成長はいちよしの従来予想を下回る見通しとなった。しかし、前17.12期実績を見る限り、投資効果により売上高成長力は着実に高まっていると考えられ、前17.12期以降の売上高予想を大幅に上方修正。中長期的には、粗利益の増加が投資負担を上回るとの見方を示した。
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