日立製作所-続伸 東北大学と高安全なリチウムイオン2次電池の試作に成功
日立製作所<6501.T>が続伸。同社と東北大学多元物質科学研究所(IMRAM)の本間 格教授らの研究グループは16日に、従来の有機電解液よりも引火点が高く、燃えにくい新規電解質を用いた高安全なリチウムイオン2次電池(以下、LIB)の試作に成功したと発表した。
今回、日立と東北大学は、共同で開発した新規電解質を用いてラミネート型のLIBを試作し、電池の基本動作を確認した。さらに電池安全性試験法の一つである釘刺し試験において不燃性を実証したという。
従来の電池システムで安全性を担保するために設けられた補強材や冷却機構が不要になることから、電池システムの小型化、低コスト化が可能になるとしている。
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