前場コメント No.9 Ｖテクノロジー、三菱ケミカル、すかいらーく、Ｊフロント、エンジャパンなど
★9:32 Ｖテクノロジー－4日続伸 有機ELパネル向け製造装置を開発
ブイ・テクノロジー<7717.T>が4日続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社が有機ELパネルの主要工程の製造装置を開発すると報じられた。
映像のもととなる赤や緑、青の発光材料を電子基板上に付着させる低コストの「蒸着装置」を2020年メドに出荷するという。韓国や中国の工場で導入が進めば、有機ELパネルの価格低下につながる可能性もあるとしている。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
ブイ・テクノロジー<7717.T>が4日続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社が有機ELパネルの主要工程の製造装置を開発すると報じられた。
映像のもととなる赤や緑、青の発光材料を電子基板上に付着させる低コストの「蒸着装置」を2020年メドに出荷するという。韓国や中国の工場で導入が進めば、有機ELパネルの価格低下につながる可能性もあるとしている。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★9:33 三菱ケミカル－ＳＢＩが目標株価引き下げ ケミカルズと産業ガスの利益拡大で上方修正
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が3日続伸。ＳＢＩ証券では、ケミカルズと産業ガスの利益拡大で業績予想を上方修正し、投資評価「強気」を継続した。目標株価は1690円→1650円と引き下げた。
ターゲットバリュエーションの切り下がりにより、目標株価は引き下げ。同社の18年度予想ベースのROEは14.7％、PERは7.7倍と割安な水準にあるため、高ROE・低PER株として注目。
注目点は以下の3点。（1）ケミカルズと産業ガスの利益拡大で通期計画を上方修正、（2）MMAは好調が続く、（3）LiB材料は自動車向けが拡大。
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が3日続伸。ＳＢＩ証券では、ケミカルズと産業ガスの利益拡大で業績予想を上方修正し、投資評価「強気」を継続した。目標株価は1690円→1650円と引き下げた。
ターゲットバリュエーションの切り下がりにより、目標株価は引き下げ。同社の18年度予想ベースのROEは14.7％、PERは7.7倍と割安な水準にあるため、高ROE・低PER株として注目。
注目点は以下の3点。（1）ケミカルズと産業ガスの利益拡大で通期計画を上方修正、（2）MMAは好調が続く、（3）LiB材料は自動車向けが拡大。
★9:33 すかいらーく－岩井コスモが目標株価引き下げ 第2四半期以降の既存店伸長に期待
すかいらーく<3197.T>が続伸。岩井コスモ証券では、第2四半期以降の既存店売上高の伸長に期待するとし、投資判断「A」を継続した。目標株価は1900円→1800円と引き下げた。
前期は人件費増加や株主優待コストにより、会社計画を下回る減益決算。今期は人件費単価上昇などが収益を圧迫するものの、既存店売上高の伸長などで吸収する計画。株価は前期の減益決算や足もとでの既存店売上高の低迷もあり、決算後に大きく下落した。一方、第2四半期以降はアプリ投入効果で既存店売上高の回復が期待できるほか、前期に付与額を約3倍に拡充した株主優待制度などを勘案すると、株価は上昇に転じる公算が大きいとの見方を示した。
すかいらーく<3197.T>が続伸。岩井コスモ証券では、第2四半期以降の既存店売上高の伸長に期待するとし、投資判断「A」を継続した。目標株価は1900円→1800円と引き下げた。
前期は人件費増加や株主優待コストにより、会社計画を下回る減益決算。今期は人件費単価上昇などが収益を圧迫するものの、既存店売上高の伸長などで吸収する計画。株価は前期の減益決算や足もとでの既存店売上高の低迷もあり、決算後に大きく下落した。一方、第2四半期以降はアプリ投入効果で既存店売上高の回復が期待できるほか、前期に付与額を約3倍に拡充した株主優待制度などを勘案すると、株価は上昇に転じる公算が大きいとの見方を示した。
★9:42 Ｊフロント－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 円高の免税客単価影響にはやや注意
Ｊ．フロント リテイリング<3086.T>が4日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、足元の円高の免税客単価影響にはやや注意とし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は1700円→2020円と引き上げた。
3Qまでの好調を反映し、利益予想を増額。同社の株価のパフォーマンスは他の大手百貨店を上回ってきた（直近13週パフォーマンスは同社+10.1％、他社は+1.5～+4.5％）。背景は（1）関西のインバウンド需要好調を受け、売上基調が相対的に強かったこと、（2）従来から定評のあるコスト管理により増益効果が顕著であったこと、（3）不動産開発案件が続き18.2期～19.2期にかけて収益改善効果がでる見込みであることと考えられる。（3）ゆえに、19.2期も好業績を予想も株価には織り込まれていると想定。短期的には足元の円高進展による免税売上（免税客単価）動向に注意しつつ、2019年秋～2021年春の心斎橋店の改装による収益改善影響に注目するとした。
Ｊ．フロント リテイリング<3086.T>が4日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、足元の円高の免税客単価影響にはやや注意とし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は1700円→2020円と引き上げた。
3Qまでの好調を反映し、利益予想を増額。同社の株価のパフォーマンスは他の大手百貨店を上回ってきた（直近13週パフォーマンスは同社+10.1％、他社は+1.5～+4.5％）。背景は（1）関西のインバウンド需要好調を受け、売上基調が相対的に強かったこと、（2）従来から定評のあるコスト管理により増益効果が顕著であったこと、（3）不動産開発案件が続き18.2期～19.2期にかけて収益改善効果がでる見込みであることと考えられる。（3）ゆえに、19.2期も好業績を予想も株価には織り込まれていると想定。短期的には足元の円高進展による免税売上（免税客単価）動向に注意しつつ、2019年秋～2021年春の心斎橋店の改装による収益改善影響に注目するとした。
★9:45 エンジャパン－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 成長基盤がより強固に
エン・ジャパン<4849.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、成長基盤がより強固になっていると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6000円→6300円と引き上げた。
今18.3期3Q決算では、転職サイト「エン転職」の高成長継続に加え、人材紹介やその他求人サイト（「ミドルの転職」、派遣会社向けサイト）の成長ペースが加速。また、人材紹介「エンエージェント」での「エン転職」会員（求職者）データベース活用（成約件数増加）や「ミドルの転職」活用による単価上昇といったグループ内シナジー効果も大きくなっており、従来見方より成長基盤がより強固になっている印象。
採用環境が一層厳しくなる中、人材サービス企業間の優勝劣敗が進むとみられ、「勝ち組」がシェア・業績拡大・株価評価の向上を享受できる見通し。その代表格が同社であり、「勝ち組」として中期保有すべきと考えているとした。
エン・ジャパン<4849.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、成長基盤がより強固になっていると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6000円→6300円と引き上げた。
今18.3期3Q決算では、転職サイト「エン転職」の高成長継続に加え、人材紹介やその他求人サイト（「ミドルの転職」、派遣会社向けサイト）の成長ペースが加速。また、人材紹介「エンエージェント」での「エン転職」会員（求職者）データベース活用（成約件数増加）や「ミドルの転職」活用による単価上昇といったグループ内シナジー効果も大きくなっており、従来見方より成長基盤がより強固になっている印象。
採用環境が一層厳しくなる中、人材サービス企業間の優勝劣敗が進むとみられ、「勝ち組」がシェア・業績拡大・株価評価の向上を享受できる見通し。その代表格が同社であり、「勝ち組」として中期保有すべきと考えているとした。
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