〔Market Flash〕建設セクターの中期経営計画に注目~三菱UFJMS

2018/04/13(金) 09:50
【9:50】建設セクターの中期経営計画に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では建設セクターに関して、3月中旬から下旬にかけて、安藤ハザマ(1719)、東急建設(1720)、熊谷組(1861)が中期経営計画を発表したことに注目している。いずれも最終年度である3年後に向けて利益水準を引き上げようという前向きなものであり、安藤ハザマと熊谷組は株主還元率(配当性向)を現状の20%から30%に引き上げようという意向を示した。三菱UFJMSでは、依然として投資家を充分に満足させるものではないと捉えているが、マネジメント姿勢の変化を評価している。今後は、本決算発表に向けて大成建設(1801)、鹿島建設(1812)、戸田建設(1860)が中期経営計画を発表する予定。三菱UFJMSでは注目点として、(1)あるべき利益水準または利益率目標がポジティブなものか否か、(2)株主還元に対する会社側の考え方を提示できるか否か、(3)事業の多角化、国際化など成長シナリオを示せるか否か―といった点を挙げている。 【9:15】中国はインフレ低下も当局の金融引き締めスタンスは変化なし~みずほ  みずほ証券では、中国の3月の消費者物価指数(CPI)が、豚肉と野菜価格の下落により前年同月比で2.1%上昇となり、市場予想を下回ったことに注目している。豚肉の潤沢な供給と軟調な需要が継続する可能性が高く、豚肉価格の下落は今後数カ月続くと予想している。またこのことは、みずほのCPI見通しにとって下方圧力となるとの見方から、今後数カ月のCPI予想を、従来の前年同月比2.5%上昇から同2.0%~2.5%上昇に修正している。ただし、食品を除くコアインフレの上昇圧力は引き続き強いことから、年末にかけて金融引き締めは続くと予想している。 【8:45】4月限SQ算出日、寄り前気配は井関農、東亜合成、島忠などが高い気配値  きょうは4月限SQ算出日で気配は大きくかい離しており、寄り付き直前で大きく変動するため注意したい。  主力株の寄り前気配では、井関農(6310) +5.60%、東亜合成(4045) +3.84%、島忠(8184) +3.23%、安川電(6506) +2.32%、神戸鋼(5406) +1.58%、任天堂(7974) +1.54%、ニチコン(6996) +1.17%、豊田織機(6201) +1.12%、三浦工(6005) +1.11%などが高い気配値。  一方、東建物(8804)-25.69%、洋缶HD(5901)-25.40%、日清粉G(2002)-22.79%、三和HD(5929)-21.98%、アルフレッサ (2784)-21.65%、ADEKA(4401)-21.21%、京成(9009)-20.93%、博報堂DY(2433)-20.76%、NTT都市(8933)-19.73%、豊通商(8015)-19.47%などが安い気配値となっている。
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