〔Market Flash〕長短金利差が拡大するならバリューに妙味~SMBC日興

2018/10/15(月) 11:00
【11:00】長短金利差が拡大するならバリューに妙味~SMBC日興  SMBC日興証券のクオンツリポートでは、足元で米国株が大きく下げる中で米長期金利が下落したが、長短金利差はほとんど縮小しなかったと指摘。長短金利差の拡大は、業績に影響がなくともバリューファクターに追い風になるとみており、今後、長短金利差が拡大傾向を維持すれば、引き続きバリューファクターは安定的なパフォーマンスを示すと考えている。月末から始まる2Q決算発表では、会社予想の修正が注目されるが、上方修正が多くなれば、益利回りなどフローバリューの有効性も高まると予想している。 【10:30】中国経済指標の予想外の下振れには注意~大和  大和証券では、19日(金)に中国の重要経済指標が多数発表されることに注目している。7-9月期実質GDPの市場予想は前年同期比+6.6%と、4-6月期の同+6.7%から伸びが鈍化する見通し。その他の経済指標の伸び率は、前月から小幅な増減にとどまると予想されている。米中貿易摩擦の深刻化などを背景に中国の景気減速懸念が高まっていることもあり、予想外の指標の下振れには注意したいとコメントしている。 【10:00】2Q決算は実体ベースで10%弱の経常増益を予想~野村  野村証券では、実体ベースの2Q業績はトップダウンの観点から「5%弱の増収、10%弱の経常増益」と予想している。おおむね前年同期比1桁台前半の増益を見込むボトムアップ予想を上回ると想定している。ただし、現在のRussell/Nomura Large Cap(除く金融)のボトムアップ予想では、下期予想が前年同期比13.1%経常増益予想と非現実的なまでに高く、2Q決算発表を経て、どの程度現実的な水準まで低下するかが一つの注目点になると考えている。足元のリビジョンインデックスにも勢いはなく、2Q決算発表後には若干のマイナス圏で推移すると予想している。 【9:40】ITサービスは構造的に投資の増加が続く~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではITサービスセクターに関して、働き方改革やスマート工場に代表されるIoT需要やオムニチャンネル強化など、企業の生産性向上を狙うIT投資需要は引き続き旺盛であると考えている。注目銘柄には、SCSK(9719)、富士通(6702)、富士ソフト(9749)を挙げている。SCSKは強みである基幹系システム再構築需要の取り込みが順調と指摘。富士通はノンコア事業の再構築を評価するステージにあると判断している。富士ソフトは高い受注モメンタムの持続性がトップ水準と評価している。 【8:45】寄り前気配はグローリー、ネットワン、トレンド、日産化が高い気配値  主力株の寄り前気配では、グローリー(6457) +7.99%、ネットワン(7518) +4.80%、トレンド(4704) +3.97%、日産化(4021) +3.83%、東亜合成(4045) +3.74%、NTT都市(8933) +3.61%、キッコーマン(2801) +3.55%、エムスリー(2413) +3.49%、サンドラッグ(9989) +3.33%などが高い気配値。  一方、前田道(1883)-15.92%、富士重(7270) -7.50%、豊田織機(6201) -5.21%、アダストリア(2685) -4.55%、中国銀(8382) -4.49%、広島銀(8379) -3.77%、アイシン精(7259) -3.62%、山口FG(8418) -3.23%、関西ペ(4613) -2.91%、TDK(6762) -2.91%などが安い気配値となっている。
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