JAL-3日続伸 今期営業益4%減見込むも自己株取得を好感

2019/05/07(火) 09:05
 日本航空<9201.T>が3日続伸。同社は4月26日に、20.3期通期の連結営業利益予想は1700億円(前期比3.5%減)と発表した。市場コンセンサスは1779億円。  国際線旅客においては、LCCを含めた国内外の航空会社の供給拡大に伴い、他社との競争激化が想定される。国内線旅客においては、羽田発幹線を中心に総需要は堅調に推移していく見通しとしている。費用面では、燃油市況の変動や供給量の増加による燃油費の増加、2020年の首都圏空港の機能強化に向けた人件費および諸費用の増加、ならびに、航空機部品などの償却方法の変更による減価償却費の増加を見込むとしている。  また、19.3期通期の連結営業利益は1762億円(前の期比0.9%増)だった。主力の航空運送事業が、国際線の旅客収入が増加したことなどにより、増益となったことが寄与した。  併せて、上限700万株・200億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月7日~9月30日。なお、上限700万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.0%となる。
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