前場コメント No.7 TDK、千代田化工建設、M&Aキャピタル、環境管理センター、ディスコなど

2019/05/07(火) 11:30
★9:10  TDK-続落 今期11%営業増益見込む 前期は20%増益着地
 TDK<6762.T>が続落。同社は4月26日に、20.3期通期の連結営業利益(米国基準)予想が1200億円(前期比11.3%増)になりそうだと発表した。市場コンセンサスは1213億円となっている。
 減価償却、研究開発費負担はますものの、増収効果で吸収し、増益を維持する計画。為替レートは1ドル108円、1ユーロ122円を想定している。
 19.3期通期の連結営業利益は1078億円(前の期比20.2%増)だった。セラミックコンデンサで主に自動車市場向けに販売が増加した。二次電池もICT市場向けが大幅に増加した。

★9:11  千代田化工建設-3日ぶり反落 前期営業赤字拡大見込む 遂行中案件で追加コストを計上
 千代田化工建設<6366.T>が3日ぶり反落。同社は7日8時25分に、19.3期通期の連結営業損益予想を従来の865億円の赤字から2000億円の赤字(前期は123億円の赤字)に引き下げると発表した。キャメロンLNGプロジェクトなど遂行中案件と内在するリスクを厳格に査定し、大幅な追加コストを計上したことが響く。なお、市場コンセンサスは939億円の赤字となっている。

★9:11  NTTドコモ-3日続伸 1億2830万株・3000億円上限の自己株取得 割合は3.85%
NTTドコモ<9437.T>が3日続伸。同社は4月26日に、1億2830万株・3000億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月7日~2020年4月30日。なお、上限まで取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.85%となる。

★9:11  M&Aキャピタル-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は53%増益着地
 M&Aキャピタルパートナーズ<6080.T>が買い気配。同社は4月26日に、19.9期通期の連結営業利益予想を従来の39.0億円を51.8億円(前年同期比63.7%増)に引き上げると発表した。
 大型案件の成約件数および単価が予想を上回るペースで好調に推移している。また、3Q以降においても、コンサルタント数の増加により案件開発が順調に進ちょくしていることに伴って保有件数が増加しているため、引き続き業績は堅調に推移していくと予想している。
 併せて発表した、19.9期上期(10.3月)の連結営業利益は35.3億円(前年同期比53.2%増)だった。

★9:12  JIA-売り気配 1Q営業益47%減 オペレーティング・リース事業の減収響く
 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が売り気配。同社は4月26日に、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は11.6億円(前年同期比46.5%減)だったと発表した。上期の会社計画46.0億円に対する進ちょくは25.2%となっている。
 主力のオペレーティング・リース事業が、コンテナの出資金販売額が減少したことなどにより、減収となった。また、環境エネルギー事業やパーツアウト・コンバージョン事業が減収となったことも響いた。

★9:12  環境管理センター-買い気配 3Q累計営業益2.6億円 土壌・地下水分野の競争力強化が寄与
 環境管理センター<4657.T>が買い気配。同社は4月26日に、19.6期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は2.6億円だったと発表した。同社は、1Q末より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較はできない。
 2018年7月に事業を開始した、子会社「土壌環境リサーチャーズ」を活用し、土壌・地下水分野の競争力を強化したことが奏功した。

★9:13  ディスコ-大幅続落 1Q営業益4割減と報道 前期決算は会社計画並み
 ディスコ<6146.T>が大幅続落。2日付の日本経済新聞朝刊で、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は、前年同期比39%減の70億円程度となりそうだと報じられた。
 記事によれば、スマホの販売減速や世界景気の先行き懸念から、顧客の半導体メーカーが設備投資を抑制している。次世代装置向け研究開発費なども重荷となる。なお、同社は5月8日に19.3期の決算を発表するが、前期決算は会社計画並みだったようだとしている。


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