前場コメント No.11 コムシス、東海理化、Mマート、長谷工、協和エクシオなど
★9:33 UACJ-MSMUFGが目標株価引き下げ 合併シナジーの進ちょくなど注目
UACJ<5741.T>が小安い。モルガン・スタンレーMUFG証券では、合併シナジーの進ちょく、アジア拠点の立ち上げ状況に注目。投資判断「Equal-Weight」を継続、目標株価は2150円→1600円と引き下げた。
「EW」とする理由は以下の通り。(1)海外新拠点の立ち上げの収益貢献は当初想定より遅れているものの、着実に発現するとみられる。(2)株価への期待値の織り込みは、設備の順調な立ち上げ確認後となる。
UACJ<5741.T>が小安い。モルガン・スタンレーMUFG証券では、合併シナジーの進ちょく、アジア拠点の立ち上げ状況に注目。投資判断「Equal-Weight」を継続、目標株価は2150円→1600円と引き下げた。
「EW」とする理由は以下の通り。(1)海外新拠点の立ち上げの収益貢献は当初想定より遅れているものの、着実に発現するとみられる。(2)株価への期待値の織り込みは、設備の順調な立ち上げ確認後となる。
★9:37 コムシス-SMBC日興が目標株価引き下げ 統合効果発揮や5G関連伸長が株価回復の要件
コムシスホールディングス<1721.T>が小高い。SMBC日興証券では、統合効果発揮や5G関連伸長が株価回復の要件と判断。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価を2850円→2800円と引き下げた。
5G関連工事などに対する過度な期待がはく落して株価は調整したため、割高感はなくなったものの、投資評価はセクター内の相対評価に基づくため「3」を継続。5G関連がモバイル工事の中心を占めるのは22.3期以降と想定。ただし、株価評価においては、5G関連工事の増加によって、22.3期よりも早期に評価が高まる可能性があるとの見方を示した。
コムシスホールディングス<1721.T>が小高い。SMBC日興証券では、統合効果発揮や5G関連伸長が株価回復の要件と判断。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価を2850円→2800円と引き下げた。
5G関連工事などに対する過度な期待がはく落して株価は調整したため、割高感はなくなったものの、投資評価はセクター内の相対評価に基づくため「3」を継続。5G関連がモバイル工事の中心を占めるのは22.3期以降と想定。ただし、株価評価においては、5G関連工事の増加によって、22.3期よりも早期に評価が高まる可能性があるとの見方を示した。
★9:38 東海理化-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 低価格化を見極める必要
東海理化電機製作所<6995.T>が4日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、多大な影響を見込む車両切替による低価格化を見極める必要ありと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2100円→1800円と引き下げた。
顧客軸・製品軸での事業領域は拡大しつつあるが、当面はコスト負担の大幅増大が重し。株価の上値余地は限定的と引き続き考えられる。
利益予想の下方修正は、販売価格悪化や人件費増が主因。今20.3期はトヨタ自動車(7203)の車両生産台数前提は引き上げるが、一過性費用が今期も一部発生の見込みは想定外。販売価格悪化は、毎期の売価改定要求の高まりだけでなく、会社側によれば車両切替による低価格化24億円が特定地域・製品で重しとなる見通し。慎重なスタンスとの印象もあるが、少なくとも来21.3期までは相応の影響が生じる見方は懸念材料であるとした。
東海理化電機製作所<6995.T>が4日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、多大な影響を見込む車両切替による低価格化を見極める必要ありと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2100円→1800円と引き下げた。
顧客軸・製品軸での事業領域は拡大しつつあるが、当面はコスト負担の大幅増大が重し。株価の上値余地は限定的と引き続き考えられる。
利益予想の下方修正は、販売価格悪化や人件費増が主因。今20.3期はトヨタ自動車(7203)の車両生産台数前提は引き上げるが、一過性費用が今期も一部発生の見込みは想定外。販売価格悪化は、毎期の売価改定要求の高まりだけでなく、会社側によれば車両切替による低価格化24億円が特定地域・製品で重しとなる見通し。慎重なスタンスとの印象もあるが、少なくとも来21.3期までは相応の影響が生じる見方は懸念材料であるとした。
★9:39 Mマート-急落 1Q営業益3%増 通期の進ちょくは18%
Mマート<4380.T>が急落。同社は14日に、20.1期1Q(2-4月)の営業利益が3800万円(前期比2.6%増)と発表した。通期の会社計画2.1億円に対する進ちょくは17.9%となっている。
出店型のマーケットプレイス「Mマート」への新規出店が908店(前年同期94店増)と順調に増加した一方、「Bnet(食材以外を取り扱う市場)」はベテラン営業員減少の影響から227店(同46店減)と減少した。
株価は好業績への期待から足もと上昇していたが、会社計画に対する実績の伸びが小幅にとどまっていることが嫌気され、売りに押されている。
Mマート<4380.T>が急落。同社は14日に、20.1期1Q(2-4月)の営業利益が3800万円(前期比2.6%増)と発表した。通期の会社計画2.1億円に対する進ちょくは17.9%となっている。
出店型のマーケットプレイス「Mマート」への新規出店が908店(前年同期94店増)と順調に増加した一方、「Bnet(食材以外を取り扱う市場)」はベテラン営業員減少の影響から227店(同46店減)と減少した。
株価は好業績への期待から足もと上昇していたが、会社計画に対する実績の伸びが小幅にとどまっていることが嫌気され、売りに押されている。
★9:41 長谷工-SMBC日興が目標株価引き下げ 20.3期以降は減益・減配が続く懸念が強い
長谷工コーポレーション<1808.T>が小安い。SMBC日興証券では、今20.3期以降は減益・減配が続く懸念が強いとコメント。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1550円→1250円と引き下げた。
目標株価引き下げは業績予想の見直しなどに伴うもの。株価下落は、配当権利落ち後ではなく、今20.3期の減益・減配計画発表後と想定より後ずれはしたが、この1カ月間で一定の業績悪化リスクは織り込んだとみられる。ただし、株主還元のさらなる強化があれば評価が回復する可能性がある一方、受注高減少や工事採算低下が加速すれば、さらに下値を切り下げるリスクも大きいとの見方を示した。
長谷工コーポレーション<1808.T>が小安い。SMBC日興証券では、今20.3期以降は減益・減配が続く懸念が強いとコメント。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1550円→1250円と引き下げた。
目標株価引き下げは業績予想の見直しなどに伴うもの。株価下落は、配当権利落ち後ではなく、今20.3期の減益・減配計画発表後と想定より後ずれはしたが、この1カ月間で一定の業績悪化リスクは織り込んだとみられる。ただし、株主還元のさらなる強化があれば評価が回復する可能性がある一方、受注高減少や工事採算低下が加速すれば、さらに下値を切り下げるリスクも大きいとの見方を示した。
★9:43 協和エクシオ-SMBC日興が目標株価引き下げ 経費増とセールスミックス悪化で踊り場
協和エクシオ<1951.T>が小安い。SMBC日興証券では、経費増とセールスミックス悪化で業績は踊り場と想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は3050円→2800円と引き下げた。
中期的にはゼネコンが対象とする通常の国内建設市場が縮小する一方で、モバイル通信工事は5G投資により循環的に拡大する見通し。SMBC日興では、5G関連工事の増加が加速するのは22.3期以降と想定しているとしたが、株価評価においては5G関連工事の発注進ちょくにより早期に評価が高まる可能性があるとした。
協和エクシオ<1951.T>が小安い。SMBC日興証券では、経費増とセールスミックス悪化で業績は踊り場と想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は3050円→2800円と引き下げた。
中期的にはゼネコンが対象とする通常の国内建設市場が縮小する一方で、モバイル通信工事は5G投資により循環的に拡大する見通し。SMBC日興では、5G関連工事の増加が加速するのは22.3期以降と想定しているとしたが、株価評価においては5G関連工事の発注進ちょくにより早期に評価が高まる可能性があるとした。
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