〔Market Flash〕内需業種のオーバーウエートを維持~みずほ

2019/07/01(月) 12:46
【12:45】内需業種のオーバーウエートを維持~みずほ  みずほ証券のストラテジーリポートでは、食品を「オーバーウエート」から「中立」、電力ガスを「中立」から「アンダーウエート」へ引き下げる一方、銀行を「アンダーウエート」から「中立」へ引き上げている。食品は値上げ浸透の遅れ、電力ガスは金利低下でも上がらない構造要因、銀行はテクニカルな売られすぎを考慮している。また、情報通信、陸運、不動産、精密の「オーバーウエート」、電機、機械、小売、医薬品などの「アンダーウエート」を維持している。業種パフォーマンスも米中貿易交渉の行方次第であり、4-6月の業種物色は月変わりであったが、4-6月の業績発表がある7月は、業績に安定感のある内需優位の展開になると、みずほでは予想している。 【10:30】中国調査で中期的に明るさが見えたのは光ファイバー~野村  野村証券では、中国の鉄鋼、非鉄、電線関連の大手企業5社および、阪和興業(8078)の現地法人を訪問し、その内容についてリポートしている。野村では、各業界とも足元の事業環境は厳しいとみている。しかし、光ファイバーでは中国での5G投資が前倒しされることや中期的な需要増などにより、成長性の面で相対的に有望と感じたとコメントしている。一方、中国勢の技術的なキャッチアップが各分野で進んでいることを指摘しており、日本企業の業績を見る上では、鉄鋼やニッケル製錬などの分野では、中国企業との競争状況についての留意が必要と考えている。 【9:40】生保の株価上昇は再編頼みか~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、生保の株価があまり下がらなくなってきた点に注目している。株価EV倍率があまりに低く、配当利回りでも損保に近くなっていることが要因とみている。ただし、日銀の強力な金融緩和は続きそうで、超長期金利の方向性に楽観は禁物と指摘している。緩和の副作用には配慮がなされるだろうが、リバーサルレート議論が注目を浴びた2017年後半と比較すると海外の経済環境は違いすぎることから、生保に対する投資スタンスを変えるほどの金利上昇を促すとは期待しにくいと、三菱UFJMSでは考えている。一方、このような厳しい環境が続けば、生保の再編が起きる可能性を考え始めることには意味があるのではないかとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は北国銀、NKSJHD、戸田建、日梱包が高い気配値  主力株の寄り前気配では、北国銀(8363)+23.10%、NKSJHD(8630)+16.82%、戸田建(1860)+16.78%、日梱包(9072)+12.42%、アドバンテ(6857)+11.47%、ミネベア(6479)+10.90%、シチズンHD(7762)+10.13%、サンゲツ(8130) +9.99%、ネクソン(3659) +9.99%、東邦HD(8129) +9.78%などが高い気配値。  一方、応化工(4186)-20.80%、アルフレッサ (2784) -9.74%、千代建(6366) -7.61%、山九(9065) -3.36%、きんでん(1944) -3.09%、ケーヒン(7251) -2.72%、住友ベ(4203) -2.47%、HOYA(7741) -2.16%、ニトリHD(9843) -1.96%、東洋水産(2875) -1.91%などが安い気配値となっている。
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