前場コメント No.18 丸紅、アルペン、スタンレー電気、ミズノ、フジシールなど
★10:36 丸紅-野村が目標株価引き下げ 不透明感はあるが通期利益計画は達成できよう
丸紅<8002.T>が続落。野村証券では、1Qの減損やアグリ事業の不透明感はあるが、通期利益計画は達成できるとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は750円→700円と引き下げた。
今20.3期1Qの決算動向や商品市況の前提を変更して、業績予想を微修正。1Qには原油権益の減損処理など一過性の損失がネットで50億円計上されたが、期初から計画で織り込んでいる損失に備えたバッファーで吸収できると考えているとした。米中貿易摩擦の影響で穀物関連事業に不透明感はあるが、鉄鉱石市況の上昇効果もあって今20.3期の親会社株主利益は計画を達成できる見通し。適正PBRはセクター株価の調整もあって、従来の0.7~0.8倍から0.7倍程度に引き下げ。目標株価は前19.3期末BPS 999円に適正PBRを適用して700円と算出。
丸紅<8002.T>が続落。野村証券では、1Qの減損やアグリ事業の不透明感はあるが、通期利益計画は達成できるとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は750円→700円と引き下げた。
今20.3期1Qの決算動向や商品市況の前提を変更して、業績予想を微修正。1Qには原油権益の減損処理など一過性の損失がネットで50億円計上されたが、期初から計画で織り込んでいる損失に備えたバッファーで吸収できると考えているとした。米中貿易摩擦の影響で穀物関連事業に不透明感はあるが、鉄鉱石市況の上昇効果もあって今20.3期の親会社株主利益は計画を達成できる見通し。適正PBRはセクター株価の調整もあって、従来の0.7~0.8倍から0.7倍程度に引き下げ。目標株価は前19.3期末BPS 999円に適正PBRを適用して700円と算出。
★10:38 アルペン-急騰 今期営業益3.3倍見込み 前期は会社計画を上振れ
アルペン<3028.T>が急騰。同社は7日に、20.6期通期の連結営業利益予想を50.4億円(前期比3.3倍)だと発表した。
成長市場であるアウトドアやスポーツアパレルを中心に展開をさらに強化するほか、物流コストの上昇など変化する経営環境にいち早く対応し、生産性の向上を図るとしている。
19.6期通期の連結営業利益は15.2億円(前の期比50.4%減)だった。暖冬の影響からウィンタースポーツ用品の既存店売上高が前年を下回ったほか、ゴルフ用品の既存店売上高も低調だったことが響いた。不採算店舗の閉店や広告宣伝費の効率化など、コストコントロールの取組みを強化したことで従来の会社計画12.1億円からは上振れて着地している。
アルペン<3028.T>が急騰。同社は7日に、20.6期通期の連結営業利益予想を50.4億円(前期比3.3倍)だと発表した。
成長市場であるアウトドアやスポーツアパレルを中心に展開をさらに強化するほか、物流コストの上昇など変化する経営環境にいち早く対応し、生産性の向上を図るとしている。
19.6期通期の連結営業利益は15.2億円(前の期比50.4%減)だった。暖冬の影響からウィンタースポーツ用品の既存店売上高が前年を下回ったほか、ゴルフ用品の既存店売上高も低調だったことが響いた。不採算店舗の閉店や広告宣伝費の効率化など、コストコントロールの取組みを強化したことで従来の会社計画12.1億円からは上振れて着地している。
★10:38 スタンレー電気-野村が目標株価引き下げ 本格反転を見据えるには時期尚早
スタンレー電気<6923.T>が5日ぶり反発。野村証券では、本格反転を見据えるには時期尚早と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3050円→2900円と引き下げた。
ヘッドランプのLED化や高付加価値なADB(配光可変ヘッドランプ)の採用増を背景に、中期的な業績拡大確度は高い。今20.3期1QでもヘッドランプのLED化比率は高まっており、LED化率上昇は今後も続く見通し。加えて、1Qでは減収幅と比較して減益幅が少なく、同社の原価低減や生産性向上への取り組みが確認できた点が好印象。ただし、今20.3期は新型車向け製品の端境期で、短期業績の急改善は見込み難い点を考慮し「Neutral」を継続。
スタンレー電気<6923.T>が5日ぶり反発。野村証券では、本格反転を見据えるには時期尚早と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3050円→2900円と引き下げた。
ヘッドランプのLED化や高付加価値なADB(配光可変ヘッドランプ)の採用増を背景に、中期的な業績拡大確度は高い。今20.3期1QでもヘッドランプのLED化比率は高まっており、LED化率上昇は今後も続く見通し。加えて、1Qでは減収幅と比較して減益幅が少なく、同社の原価低減や生産性向上への取り組みが確認できた点が好印象。ただし、今20.3期は新型車向け製品の端境期で、短期業績の急改善は見込み難い点を考慮し「Neutral」を継続。
★10:40 ミズノ-急騰 1Q営業益41%増 国内や米州、アジア・オセアニアが好調
ミズノ<8022.T>が急騰。同社は7日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は19.6億円(前年同期比41.1%増)だったと発表した。上期の会社計画40.0億円に対する進ちょくは49.1%となっている。
国内が、自治体の指定管理施設の運営や工事、体育器具の販売を行うスポーツ施設サービス事業が、体育館設備の納品や指定管理施設物件の増加により好調に推移したことなどもあり、増益となった。また、米州やアジア・オセアニアが増益となったことも寄与した。
ミズノ<8022.T>が急騰。同社は7日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は19.6億円(前年同期比41.1%増)だったと発表した。上期の会社計画40.0億円に対する進ちょくは49.1%となっている。
国内が、自治体の指定管理施設の運営や工事、体育器具の販売を行うスポーツ施設サービス事業が、体育館設備の納品や指定管理施設物件の増加により好調に推移したことなどもあり、増益となった。また、米州やアジア・オセアニアが増益となったことも寄与した。
★10:42 フジシール-大和が目標株価引き下げ 1Q決算は会社想定線で着地
フジシールインターナショナル<7864.T>が反発。大和証券では、1Q決算は会社想定線で着地と判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は4500円→2800円と引き下げた。1Q営業利益は前年同期比2%減で、会社想定内。欧州とPAGOは順調。日本は天候不順と費用増で減益。大和予想は据え置くとした。
フジシールインターナショナル<7864.T>が反発。大和証券では、1Q決算は会社想定線で着地と判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は4500円→2800円と引き下げた。1Q営業利益は前年同期比2%減で、会社想定内。欧州とPAGOは順調。日本は天候不順と費用増で減益。大和予想は据え置くとした。
★10:45 USS-大和が目標株価引き下げ 厳しいスタート 足元の回復感も鈍い
ユー・エス・エス<4732.T>が7日ぶり反発。大和証券では、厳しいスタートで足元の回復感も鈍いと判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は2350円→1950円と引き下げた。今20.3期1Q営業利益は91.8億円(前年同期比▲4.1%)で減益となり、厳しいスタート。出品確保も輸出低迷もあって、成約が振るわなかったとした。
ユー・エス・エス<4732.T>が7日ぶり反発。大和証券では、厳しいスタートで足元の回復感も鈍いと判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は2350円→1950円と引き下げた。今20.3期1Q営業利益は91.8億円(前年同期比▲4.1%)で減益となり、厳しいスタート。出品確保も輸出低迷もあって、成約が振るわなかったとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ