後場コメント No.2 ＴＯＷＡ、太陽誘電、東京機械製作所、村田製作所、バリューデザインなど
★12:55 ＴＯＷＡ－いちよしがフェアバリュー引き下げ 減速感が強まっている
ＴＯＷＡ<6315.T>が続落。いちよし経済研究所では、レーティング「A」を継続も、減速感が強まっているとみて、フェアバリューは1300円→950円と引き下げた。
顧客の設備投資様子見姿勢が一段と強まっているもよう。8月8日発表の今20.3期第1四半期（4～6月）決算は、いちよし予想を大幅に下回って着地。このため、いちよしの今20.3期以降の業績予想を下方修正。短期回復は読み難い状況だが、中期的な半導体市場の拡大を前提とするならば、後工程市場における同社の競争力、用途提案力は評価できるとし、レーティング「A」を継続するとした。
ＴＯＷＡ<6315.T>が続落。いちよし経済研究所では、レーティング「A」を継続も、減速感が強まっているとみて、フェアバリューは1300円→950円と引き下げた。
顧客の設備投資様子見姿勢が一段と強まっているもよう。8月8日発表の今20.3期第1四半期（4～6月）決算は、いちよし予想を大幅に下回って着地。このため、いちよしの今20.3期以降の業績予想を下方修正。短期回復は読み難い状況だが、中期的な半導体市場の拡大を前提とするならば、後工程市場における同社の競争力、用途提案力は評価できるとし、レーティング「A」を継続するとした。
★13:04 太陽誘電－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 車載向けMLCCが好調
太陽誘電<6976.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、車載向けMLCCが好調とみて、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は3300円→2800円と引き下げた。
1Q営業利益はＳＭＢＣ日興予想を上回り、特に車載向けMLCCは想定以上に売上高が増加した。しかし、MLCC市場の2Q以降の回復タイミングが1四半期ほど後ずれしていること、2Q以降の為替前提を1ドル＝105円としたことから、業績予想を引き下げ。売上成長率が高く、季節変動の少ない分野の構成比が高まり、利益水準・CFの安定性が高まっている割りには、EV/EBITDAなどのバリュエーションが低位にあることから、投資評価は「1」を継続するとした。
太陽誘電<6976.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、車載向けMLCCが好調とみて、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は3300円→2800円と引き下げた。
1Q営業利益はＳＭＢＣ日興予想を上回り、特に車載向けMLCCは想定以上に売上高が増加した。しかし、MLCC市場の2Q以降の回復タイミングが1四半期ほど後ずれしていること、2Q以降の為替前提を1ドル＝105円としたことから、業績予想を引き下げ。売上成長率が高く、季節変動の少ない分野の構成比が高まり、利益水準・CFの安定性が高まっている割りには、EV/EBITDAなどのバリュエーションが低位にあることから、投資評価は「1」を継続するとした。
★13:09 東京機械製作所－急落 1Q営業赤字6億円 赤字が大幅に拡大
東京機械製作所<6335.T>が急落。同社は14日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業損益は6.0億円の赤字（前年同期は1.3億円の赤字）だったと発表した。
設計、製造の各方面で変動費、固定費のコストダウンに努めたが、大幅な減収が響き赤字幅が拡大した。
東京機械製作所<6335.T>が急落。同社は14日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業損益は6.0億円の赤字（前年同期は1.3億円の赤字）だったと発表した。
設計、製造の各方面で変動費、固定費のコストダウンに努めたが、大幅な減収が響き赤字幅が拡大した。
★13:12 村田製作所－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 「株式市場の目線が移るのはいつか？」
村田製作所<6981.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、「増益確度の高い21.3期に、株式市場の目線が移るのはいつか？」とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は5800円→5200円と引き下げた。
業績予想を修正、目標株価は5200円に引き下げ。1Q実績を反映したこと、為替前提を変更したことが主因。為替前提変更の影響が約400円、ファンダメンタルズ見直しの影響が約200円であるとした。
会社利益計画はやや保守的との見方を維持するが、会社為替前提は110円。為替レートが1ドル＝105円水準であれば、今20.3期はほぼ会社計画並みの利益水準となる。一方で、来21.3期以降は過去2年間の積極投資が利益に結びつく局面に入る見込み。中期的な利益成長率が回復する可能性が高いこと、過去の同社PERレンジの下限にあり、株式市場の焦点が来21.3期以降に転ずれば、株価上昇に結びつく可能性が高いと考えられることから、投資評価「1」を継続。
村田製作所<6981.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、「増益確度の高い21.3期に、株式市場の目線が移るのはいつか？」とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は5800円→5200円と引き下げた。
業績予想を修正、目標株価は5200円に引き下げ。1Q実績を反映したこと、為替前提を変更したことが主因。為替前提変更の影響が約400円、ファンダメンタルズ見直しの影響が約200円であるとした。
会社利益計画はやや保守的との見方を維持するが、会社為替前提は110円。為替レートが1ドル＝105円水準であれば、今20.3期はほぼ会社計画並みの利益水準となる。一方で、来21.3期以降は過去2年間の積極投資が利益に結びつく局面に入る見込み。中期的な利益成長率が回復する可能性が高いこと、過去の同社PERレンジの下限にあり、株式市場の焦点が来21.3期以降に転ずれば、株価上昇に結びつく可能性が高いと考えられることから、投資評価「1」を継続。
★13:19 バリューデザイン－大幅に続落 今期営業黒字へ回復見込み 前期は営業赤字で着地
バリューデザイン<3960.T>が大幅に続落。同社は14日、20.6期通期の連結営業損益予想を5300万円の黒字（前期は6500万円の赤字）だと発表した。
電子決済向け先行投資は主要な部分について完了したことから、構築した新サービスや営業体制を背景に市場の成長を捉え、再度の成長軌道への復帰を図るとしている。
19.6期通期の連結営業損益は6500万円の赤字（前の期は7900万円の黒字）だった。売上高は前期並みで推移したが、販管費がオフィス移転や人員増加、代理店手数料の増加などにより前年同期比21.1％増となったことが響いた。
バリューデザイン<3960.T>が大幅に続落。同社は14日、20.6期通期の連結営業損益予想を5300万円の黒字（前期は6500万円の赤字）だと発表した。
電子決済向け先行投資は主要な部分について完了したことから、構築した新サービスや営業体制を背景に市場の成長を捉え、再度の成長軌道への復帰を図るとしている。
19.6期通期の連結営業損益は6500万円の赤字（前の期は7900万円の黒字）だった。売上高は前期並みで推移したが、販管費がオフィス移転や人員増加、代理店手数料の増加などにより前年同期比21.1％増となったことが響いた。
★13:28 エアウォーター－4日続伸 印インディア社と産業ガス事業の一部譲り受けで基本合意
エア・ウォーター<4088.T>が4日続伸。同社は8月14日大引け後に、インド子会社を通じて、インディア社がインド南部において展開する酸素・窒素・アルゴンの製造・販売・供給に関する事業を譲り受けることに関し、基本合意したと発表した。すでに獲得したインド東部の事業基盤と事業基盤を戦略的に活用し、インド国内の産業ガス市場で事業を展開していく考え。
エア・ウォーター<4088.T>が4日続伸。同社は8月14日大引け後に、インド子会社を通じて、インディア社がインド南部において展開する酸素・窒素・アルゴンの製造・販売・供給に関する事業を譲り受けることに関し、基本合意したと発表した。すでに獲得したインド東部の事業基盤と事業基盤を戦略的に活用し、インド国内の産業ガス市場で事業を展開していく考え。
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