前場コメント No.14 大幸薬品、カカクコム、三井物産、石油資源開発、サンリオなど
★10:46 大幸薬品－岩井コスモが目標株価引き上げ 過去最高の売上高更新が続く見通し
大幸薬品<4574.T>が5日続伸。岩井コスモ証券では、感染管理事業（クレベリン）をドライバーに過去最高の売上高更新が続く見通しとコメント。投資判断「B+」を継続、目標株価は2400円→2500円と引き上げた。
第1四半期決算は売上高が前年同期比12％増の14億円、営業利益が同約3倍の1.8億円と会社計画を上回る着地。国内医薬品事業は主力の正露丸、セイロガン糖衣Aが堅調に推移して同10％増収、海外医薬品事業は出荷時期の影響もあるが香港などが伸長して同26％増収を確保。近年の成長をけん引する感染管理事業はクレベリンの置き型、スティックなどのゲル剤を中心に売り上げを拡大させ、同8.4％増収だった。
利益面では、医薬品事業におけるテレビCMなどを積極的に展開して広告宣伝費が増加した一方、増収効果による粗利改善等で吸収して大幅増益を達成。通期業績について岩井コスモでは前期比8％増収、同8％営業増益と予想。過去最高売上高の更新が続く見通し。国内外の医薬品事業で安定的に収益を確保しながら感染管理事業を成長ドライバーとした売上拡大が続く見込みとした。
大幸薬品<4574.T>が5日続伸。岩井コスモ証券では、感染管理事業（クレベリン）をドライバーに過去最高の売上高更新が続く見通しとコメント。投資判断「B+」を継続、目標株価は2400円→2500円と引き上げた。
第1四半期決算は売上高が前年同期比12％増の14億円、営業利益が同約3倍の1.8億円と会社計画を上回る着地。国内医薬品事業は主力の正露丸、セイロガン糖衣Aが堅調に推移して同10％増収、海外医薬品事業は出荷時期の影響もあるが香港などが伸長して同26％増収を確保。近年の成長をけん引する感染管理事業はクレベリンの置き型、スティックなどのゲル剤を中心に売り上げを拡大させ、同8.4％増収だった。
利益面では、医薬品事業におけるテレビCMなどを積極的に展開して広告宣伝費が増加した一方、増収効果による粗利改善等で吸収して大幅増益を達成。通期業績について岩井コスモでは前期比8％増収、同8％営業増益と予想。過去最高売上高の更新が続く見通し。国内外の医薬品事業で安定的に収益を確保しながら感染管理事業を成長ドライバーとした売上拡大が続く見込みとした。
★10:47 カカクコム－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 利益成長モメンタムの改善が続く
カカクコム<2371.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、「食べログ」の成長回復には時間を要する可能性があるものの、全社では利益成長モメンタムの改善が続くと想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2600円→2900円と引き上げた。
1Q決算と取材を踏まえて業績予想を修正。「食べログ」の成長再加速には時間を要する可能性はあるが、「求人ボックス」を中心とした新興メディアの貢献拡大や、「価格.com」の復調により、全社では中期的な利益成長期待が高まると予想。不透明なマクロ環境下で、相対的な業績安心感と新たな成長ドライバーの台頭により、株価のアウトパフォームが続く見通し。「食べログ」に関しては、店舗獲得ペースの回復は容易ではないが、ネット予約強化にプライオリティを置く戦略の方向性に違和感はなく、来期にかけてはトップライン成長の回復とともに収益性の改善が期待されるとした。
カカクコム<2371.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、「食べログ」の成長回復には時間を要する可能性があるものの、全社では利益成長モメンタムの改善が続くと想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2600円→2900円と引き上げた。
1Q決算と取材を踏まえて業績予想を修正。「食べログ」の成長再加速には時間を要する可能性はあるが、「求人ボックス」を中心とした新興メディアの貢献拡大や、「価格.com」の復調により、全社では中期的な利益成長期待が高まると予想。不透明なマクロ環境下で、相対的な業績安心感と新たな成長ドライバーの台頭により、株価のアウトパフォームが続く見通し。「食べログ」に関しては、店舗獲得ペースの回復は容易ではないが、ネット予約強化にプライオリティを置く戦略の方向性に違和感はなく、来期にかけてはトップライン成長の回復とともに収益性の改善が期待されるとした。
★10:51 三井物産－みずほが目標株価引き下げ 資源・非資源に関係なく競争力を評価
三井物産<8031.T>が小高い。みずほ証券では、資源・非資源に関係なく競争力を評価するとして、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2160円→2000円と引き下げた。
今20.3期1Q決算と資源価格前提の見直しを反映し、業績予想を微修正。原油価格や原料炭価格は下落基調だが、一方で鉄鉱石価格はまだ90ドル/トン程度と高止まりしており、同社には大きな増益要因として貢献すると考られる。
今20.3期当期純利益を従来の5000億円から4800億円に下方修正するものの、会社予想の4500億円は過達すると予想。引き続き、上期には会社予想の上方修正、3Qには500億円の自己株式取得発表、4Qには新中計と株主還元強化が発表されると予想しているとし、同社は今後四半期ごとにポジティブなカタリストがあると考えるとした。
三井物産<8031.T>が小高い。みずほ証券では、資源・非資源に関係なく競争力を評価するとして、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2160円→2000円と引き下げた。
今20.3期1Q決算と資源価格前提の見直しを反映し、業績予想を微修正。原油価格や原料炭価格は下落基調だが、一方で鉄鉱石価格はまだ90ドル/トン程度と高止まりしており、同社には大きな増益要因として貢献すると考られる。
今20.3期当期純利益を従来の5000億円から4800億円に下方修正するものの、会社予想の4500億円は過達すると予想。引き続き、上期には会社予想の上方修正、3Qには500億円の自己株式取得発表、4Qには新中計と株主還元強化が発表されると予想しているとし、同社は今後四半期ごとにポジティブなカタリストがあると考えるとした。
★10:52 石油資源開発－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ オイルサンド事業の採算性が改善
石油資源開発<1662.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、4～6月期にカナダのオイルサンド事業の採算性が改善していると判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は2830円→2850円と引き上げた。
直近の株価（8月16日終値2598円）と目標株価とのかい離は小さく、同社のファンダメンタルズは株価にほぼ折り込まれていると考え「Neutral」を継続。今後の注目点は、今20.3期からの福島ガス発電（出資比率33％）の収益寄与。福島ガス発電が建設中の福島天然ガス発電所（発電能力59万kW×2軸）の商業運転開始予定は1軸目が2020年春、2軸目が同年秋。発電が開始されれば、同発電所に天然ガスを供給する相馬LNG基地の収益改善が見込まれるとした。
石油資源開発<1662.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、4～6月期にカナダのオイルサンド事業の採算性が改善していると判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は2830円→2850円と引き上げた。
直近の株価（8月16日終値2598円）と目標株価とのかい離は小さく、同社のファンダメンタルズは株価にほぼ折り込まれていると考え「Neutral」を継続。今後の注目点は、今20.3期からの福島ガス発電（出資比率33％）の収益寄与。福島ガス発電が建設中の福島天然ガス発電所（発電能力59万kW×2軸）の商業運転開始予定は1軸目が2020年春、2軸目が同年秋。発電が開始されれば、同発電所に天然ガスを供給する相馬LNG基地の収益改善が見込まれるとした。
★10:58 サンリオ－3日続伸 「サンリオピューロランド」売り上げが2ケタ増を好感か
サンリオ<8136.T>が3日続伸。同社が手掛ける屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」（東京都多摩市）の売り上げが2ケタ増と好調であるとのニュースが、8月20日朝方よりヤフーニュースに掲載されており、材料視する向きもあるもよう。
ＩＴメディアビジネス・オンラインが配信のニュース。7月31日に発表された2020年第1四半期（19年4～6月）決算によれば、来場者数は32万9000人と前年同期比8.4％増。それだけでなく、お土産などの商品やレストランの売り上げも軒並み伸びたとされる。
サンリオ<8136.T>が3日続伸。同社が手掛ける屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」（東京都多摩市）の売り上げが2ケタ増と好調であるとのニュースが、8月20日朝方よりヤフーニュースに掲載されており、材料視する向きもあるもよう。
ＩＴメディアビジネス・オンラインが配信のニュース。7月31日に発表された2020年第1四半期（19年4～6月）決算によれば、来場者数は32万9000人と前年同期比8.4％増。それだけでなく、お土産などの商品やレストランの売り上げも軒並み伸びたとされる。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
