〔Market Flash〕通信セクター 今後3~6カ月のコア銘柄はSBを継続~野村

2019/08/20(火) 12:45
【12:45】通信セクター 今後3~6カ月のコア銘柄はSBを継続~野村  野村証券では通信セクターに関して、今後3~6カ月ではSB<9434>をコア銘柄とする見方を不変としている。複数ブランドによる料金競争力の強さから、19年7-9月期のモバイル通信サービス収入は高い伸びが続くと予想している。10月に予定される携帯新規参入に対しても、Y!mobile 料金について端末補助金削減を原資として対抗値下げする方針を公表しており、携帯3社の中で最も抵抗力が強いと考えている。また、中期コア銘柄はNTT<9432>とソフトバンクグループ<9984>の2社とする見方も不変としている。 【11:05】7月の外食は6カ月ぶり前年割れ~みずほ  みずほ証券では、7月の外食月次動向についてリポートしている。7月の外食25社の既存店売上高は前年同月比で1.6%減となったとのこと。悪天候に見舞われたことに加えて、曜日回りのマイナス影響もあり、6カ月ぶりに前年実績割れとなった。業態別では、和風・洋風ファストフードなどの比較的単価の低いチェーン各社が引き続き底堅い売り上げを示したほか、ファミリーレストランの苦戦が目立っていると指摘している。みずほでは、10月の消費増税を踏まえて、牛丼チェーンや低価格ファミレス、低価格回転寿司などの「デフレ関連銘柄」が選好される可能性があるとの従来の見方を継続している。 【10:30】逆イールドで景気が後退するわけではない~SMBC日興  SMBC日興証券のマクロ経済リポートでは、逆イールド(長短金利の逆転現象)と景気後退に直接的な関係はないと指摘している。注意すべきは逆イールドではなく、おカネの貸し手、借り手の利ザヤであり、この点において、現在の設備投資や住宅投資では、「銀行の利ザヤ」も「投資の利ザヤ」も十分にプラス。おカネを借りて投資することが合理的であり、投資を止めるのは合理的ではない環境にある。むしろ、逆イールドというよりも長短金利が低下しているということが重要とみており、これは銀行の貸出利ザヤおよび、借り手の投資利ザヤを拡大させる。もともと利ザヤがプラスで景気後退の環境にはなく、長短金利の低下で利ザヤは拡大する。これらの点からSMBC日興では、景気後退の可能性が低下していると言ってもよいかも知れないとコメントしている。 【9:30】トイレタリー・化粧品では実質的な収益改善のある企業を評価~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではトイレタリー・化粧品セクターに関して、この先の投資戦略では、ファンダメンタルの方向性を見極め、投資行動に移していくことを推奨している。カバレッジ企業で、マーケティング費用の削減による利益捻出効果を除いた実質的な収益改善が4-6月期で見られたのはライオン<4912>とアース製薬<4985>のみであったとのこと。三菱UFJMSでは、マーケティング費用の削減による営業利益の捻出は中期的な業績や株価上昇にはつながりにくいとみており、こうした実質的な収益改善のある企業が評価されると考えている。花王<4452>とファンケル<4921>も実質的な収益性の変化が相対的に上位と評価しており、この4社の投資判断「Overweight」を継続している。 【8:45】寄り前気配はアルフレッサ、紀陽銀、東北電、阿波銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、アルフレッサ (2784)+20.56%、紀陽銀(8370)+19.06%、東北電(9506)+13.86%、阿波銀(8388)+12.92%、武蔵銀(8336)+12.35%、日梱包(9072)+12.28%、滋賀銀(8366)+12.26%、三和HD(5929)+11.44%、豊田合(7282)+11.34%、住友林(1911)+10.53%などが高い気配値。  一方、菱地所(8802) -8.36%、小糸製(7276) -5.80%、大和工(5444) -4.94%、クレセゾン(8253) -3.70%、オークマ(6103) -3.51%、住友ゴム(5110) -3.34%、日油(4403) -3.30%、スズケン(9987) -3.13%、東芝(6502) -3.09%、大塚HD(4578) -3.03%などが安い気配値となっている。
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