〔Market Flash〕9月の石油製品スプレッドは前月比で改善すると予想~三菱UFJMS

2019/09/03(火) 13:46
【13:45】9月の石油製品スプレッドは前月比で改善すると予想~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、8月の主な石油製品の平均スプレッドは11.9 円/L(前月比2.7円/L 縮小)に縮小したと推定している。8月の原油CIF価格は前月比0.1円/L 上昇したと推定しているが、同月の主な石油製品のスポット平均価格は同2.6円/L 低下し、同スプレッドは前月比で縮小した。8月のスプレッド縮小に関しては、7月末の石油製品の在庫量が前年同月比プラスで、8月の石油製品の需給バランスが緩んだことが主な要因と三菱UFJMSでは分析している。9月の石油製品スプレッドに関しては、石油製品の需給バランスが改善しているとみていることから、19.3期平均並みの14.3円/L に改善すると予想している。 【12:50】日経平均は2万円水準が下値メドに~岡三  岡三証券では9月の日本株相場に関して、上値こそ重いものの下値不安も乏しい展開を想定している。8月末にかけて米中関係悪化に伴い、リスクオフムードが強まった。対ドルで円高が一段と進むなか、独自の買い材料が乏しい日本株の投資環境は厳しい状況が続くとみている。一方、中長期トレンドで見れば、日経平均はPBR1倍水準が下値メドとなっているとのこと。現状、日経平均のPBR1倍は2万円水準となっており、引き続き下値メドとして意識されることになると岡三では考えている。日経平均については、19500~21300円水準での推移を予想している。 【10:40】原料安だが楽観できない高炉の業績~SMBC日興  SMBC日興証券では、鉄鉱石や原料炭のスポット市況が下落基調にあることから、20.3期下期の高炉各社の業績は各社の想定線かそれ以上となる可能性があると考えている。しかし、本質的な問題として、業績の本格回復に向けた道筋が見えにくい点を指摘している。日本高炉業界の固有の問題として、(1)内需減少、(2)設備老朽化、(3)熟練工不足、(4)物流費、工事費など人口減少に由来するコスト上昇―などを挙げている。また、スポット市況に対して期ずれが生じる原料、鋼材価格の値決め方式もスプレッド悪化の一因となっているとみている。下げ止まらない国際市況の動向が目先の懸念材料で、人民元安、インドのルピー安、トルコのリラ安が鋼材市況の下落に拍車をかけていると指摘している。 【9:40】九州北部豪雨の自動車生産への影響を注視~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では自動車セクターに関して、28日に九州北部を襲った記録的な豪雨で、佐賀鉄工所(非上場)の主力工場である大町工場が被災したもようと指摘している。佐賀鉄工所は、高い信頼性・耐久性が求められるエンジン用を中心に、自動車用ボルトの国内トップシェア企業であるとのこと。三菱UFJMSでは、主要顧客であるホンダ<7267>、SUBARU<7270>、日産自動車<7201>などの国内を中心とした9~10月頃の自動車生産に影響が及ばないかに注目している。特にSUBARUについては、新モデルの販売が好調で在庫が不足気味となっており、生産の減少が販売の減少につながりやすいことや、他社と違って米国生産車のエンジンを全量日本で生産していることに留意したいとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は北国銀、阿波銀、ネクソン、十六銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、北国銀(8363)+14.39%、阿波銀(8388) +9.78%、ネクソン(3659) +6.82%、十六銀(8356) +4.99%、アイシン精(7259) +4.92%、大垣銀(8361) +4.68%、山九(9065) +4.26%、ニコン(7731) +4.18%、ダスキン(4665) +3.97%、空港ビル(9706) +3.74%などが高い気配値。  一方、大陽日酸(4091) -6.76%、三井不(8801) -5.01%、セ硝子(4044) -5.01%、大塚商(4768) -4.20%、ユー・エス (4732) -4.14%、T&DHD(8795) -4.11%、島忠(8184) -3.42%、メイテック(9744) -3.15%、ニフコ(7988) -3.02%、奥村組(1833) -2.98%などが安い気配値となっている。
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