第一三共-急落 新抗がん剤販売申請も材料出尽くし

2019/09/10(火) 13:26
 第一三共<4568.T>が急落。同社は9日、トラスツズマブ デルクステカン(DS-8201、HER2に対する抗体薬物複合体)について、HER2陽性乳がんに関する国内製造販売承認申請を行ったと発表した。  抗体薬物複合体は抗体と薬物(低分子化合物)を適切なリンカーを介して結合させた薬剤で、がん細胞に発現している標的因子に結合する抗体を介して薬物をがん細胞へ直接届けることで、薬物の全身曝露を抑えつつ、がん細胞への攻撃力を高めているとしている。  なお、株価は同薬の申請期待を織り込んで足もと上昇していたことから、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,236.07 -37.98
TOPIX 2,728.53 -0.87
グロース250 642.96 -3.29
NYダウ 38,675.68 +450.02
ナスダック総合 16,156.33 +315.37
ドル/円 153.18 -0.47
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ