〔Market Flash〕ついに中国半導体バブルがやってくる~三菱UFJMS

2020/01/20(月) 13:40
【13:40】ついに中国半導体バブルがやってくる~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではSPE(半導体製造装置)に「強気」な見方を継続している。好材料の幾つかは「シクリカルな半導体設備投資の回復」というシナリオとしてすでに織り込み済みとみるものの、中国半導体産業の成長が加速する可能性は、SPE各社の株価には織り込まれていないと判断している。そのため、AIや5G、IoTに加えて中国半導体が需要をけん引し、SPE業界が構造的成長局面に入っているとの認識が株式市場に広まれば、バリュエーションが切り上がり、SPE各社の株価はさらに上昇すると三菱UFJMSでは予想している。個別では、製品ポートフォリオが多く、恩恵を広く享受できるとみる東京エレクトロン<8035.T>をトップピックとしている。 【12:40】ハイテク株優位を支える4つの要因~野村  野村証券では、ハイテク株には有利な条件が4つ重なっていると指摘。(1)2020年は、5G関連需要が本格化する一年と見込まれる、(2)中国製スマートフォンは米国の追加関税の対象となることを免れた、(3)日本では電子部品・デバイスの在庫率、予測修正率が改善しており、電機・精密株の強さを十分正当化できる、(4)世界的に景気回復期待が高まる一方、金利は上がりにくいとの見方が強まっている―といった点に注目している。野村では2020年6月末の株価を、日経平均で25000円、TOPIXで1850pと強気にみており、引き続き、「外需・シクリカル主導」と予想している。セクターでは特に、世界景気への感応度が高く、自力成長力にも優れた電機・精密および機械が有望と考えている。 【10:40】精密機器では利益成長重視のスタンスを継続~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では精密機器セクターに関して、利益成長を重視するスタンスを継続している。FA関連銘柄は21.3期の業績回復を織り込む形で株価は上昇しており、割安感はないと指摘。サブセクターでは、個別に成長要因があって業績に安心感があるとみる計測機器を推奨している。時計は高級品需要が引き続き安定的だが、完成品の価格帯の差により個別に対応すべき状況とみている。事務機は中長期での成長の姿は依然見えないが、業績下振れリスクは低下しているため、株価の下値は限定的と判断している。2020年新春からのトップピックには、島津製作所<7701.T>、浜松ホトニクス<6965.T>、キーエンス<6861.T>の3銘柄を挙げている。 【9:35】日本電産の決算では中国市場の見通しが焦点に~大和  大和証券では、今週の注目イベントの一つに、23日の日本電産<6594.T>の4-12月期決算発表を挙げている。同社の決算は1月最終週以降に本格化する製造業決算の試金石ともなるため注目度が高い。前回決算で会社側は通期の利益予想を下方修正している。先行投資の費用負担増が主な理由だが、中国需要の回復の遅れも背景にあった。大和では、米中貿易問題の第1段階合意を受けて、今後の中国市場の動向について明るい見通しが示されるかが焦点になると考えている。 【8:45】寄り前気配は大垣銀、滋賀銀、北国銀、セ硝子が高い気配値  主力株の寄り前気配では、大垣銀<8361>+17.86%、滋賀銀<8366>+8.35%、北国銀<8363>+6.71%、セ硝子<4044>+6.51%、リンテック<7966>+5.99%、リョーサン<8140>+5.68%、日野自<7205>+5.00%、東北電<9506>+4.75%、紀陽銀<8370>+4.51%、ほくほく<8377>+4.08%などが高い気配値。  一方、中国銀<8382>-29.15%、東芝テック<6588>-15.17%、東建物<8804>-9.83%、スタンレ電<6923>-9.81%、コンコルディ<7186>-6.65%、サッポロHD<2501>-6.15%、東芝<6502>-5.56%、JSR<4185>-5.34%、関西ペ<4613>-4.43%、明電舎<6508>-4.07%などが安い気配値となっている。
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