アクセル-後場買い気配 ティアフォーとAIハードウェアアクセラレータの製品化に向けて連携強化

2020/06/23(火) 12:33
 アクセル<6730.T>が後場買い気配。同社とティアフォー(東京都文京区)は23日12時に、両社が新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」事業の中で取り組んできたCNN(Convolutional Neural Network)アクセラレータを広範なAI製品向けにFPGAやASIC向けのIP製品として提供を開始すると発表した。  このCNNアクセラレータでは、独自に開発したテンソル演算器で入力したテンソルをそのまま処理し、認識結果を出力する。これによってハードウェアで直接テンソルを処理することで、演算処理およびメモリアクセスを効率化。また、複数の処理をまとめて実行する最適化機能や、データ量を削減する量子化機能などを搭載しており、処理性能の向上および消費電力の削減を実現するという。  両社は引き続き完全自動運転に特化したシステムオンチップとソフトウェアプラットフォームの研究開発に取り組んでいくとともに、CNNアクセラレータをAI製品向けにFPGAやASICのIP製品として提供し、同領域での早期事業化を目指すとしている。
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