〔Market Flash〕第一生命が契約プロセスのマルチチャネル化に本腰~SMBC日興

2020/06/30(火) 13:40
【13:40】第一生命が契約プロセスのマルチチャネル化に本腰~SMBC日興  SMBC日興証券では保険セクターに関して、日本経済新聞が29日に、第一生命保険が全商品を対象にしたオンライン販売・契約締結を可能にする体制を年度内に整える、と報じたことを受けてリポートしている。報道によると、LINEやビデオ会議により、営業職員が非対面でも提案から契約締結まで完結できるようにするとのことで、会社側は来年前半をめどに全国展開するとしている。なお、人が介さないデジタル販売に参入するわけではない。SMBC日興では、生保のマルチチャネル化・デジタル化の遅れが、新型コロナウイルスによる営業上の苦境を招いたと判断しており、営業職員が介した契約プロセスにおけるマルチチャネル化は、必要・不可避なものと考えている。 【13:05】ドル円市場は本邦長期マネーの存在を意識か~大和  大和証券ではドル円に関して、このところは非常に難解な値動きではあるが、下値トライが容易ではないことがはっきりしてきたように思われるとコメントしている。本邦長期マネーの存在が鍵を握っているとみており、財務省データでは直近3週連続で日本勢の対外証券投資は1兆円超の買い越しとなっているとのこと。大和では買い主体がGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)である可能性は十分想定しておくべきと指摘。GPIFは今年3月31日に外国債券の資産構成割合を従来の15%から一気に25%へ引き上げた。金額にするとオープン外債の投資余力が16兆円程度増加していることになり、円高を見込む投機筋が立ち向かうには相手が悪いと考えている。 【10:40】J-REITは市場参加者の減少で相場変動率が上昇?~野村  野村証券では、最近のJ-REIT相場が比較的ボラティリティが高い状態が続いていることについて、市場参加者の減少がその一因になっていると推測している。東証REIT指数は3月に月間で-21%と大きく下落。4月以降は新型コロナの影響でDPS(1口当たり分配金)を下方修正したり、今後の業績予想の中でDPS水準が従来と比べて低下することを明らかにするJ-REITが増えている。そうした展開を踏まえ、もともとJ-REITの株価のボラティリティの低さや配当の安定性を評価してインカムゲインを主目的にJ-REITへ投資してきた投資家層の一部が、最近ではJ-REITへの投資を躊躇(ちゅうちょ)するようになっている可能性があると、野村では考えている。 【9:45】なぜ米国コロナ再加速でも株価は底堅いのか~SMBC日興  SMBC日興証券のマクロ経済リポートでは、米国で新型コロナウイルスの感染が再拡大している一方、米国株の調整が小さい点について考察している。SMBC日興では、最近の免疫学上の最も大きな成果として、新型コロナウイルスは感染後10日目には感染力がなくなるということを挙げている。仮に感染しても10日間安静にしていれば自然に完治し、他人にもうつすことはない。PCR検査を徹底的に行って感染者を早期に発見し、10日間隔離すれば感染拡大は抑え込めるはず。SMBC日興では、株式市場はこうした最近の免疫学上の知見を織り込んでいる可能性があると指摘しており、コロナは抑え込める病気という自信が生まれているのかもしれないとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は日梱包、ADEKA、三菱重、サンゲツが高い気配値  主力株の寄り前気配では、日梱包<9072>+23.30%、ADEKA<4401>+21.38%、三菱重<7011>+20.24%、サンゲツ<8130>+19.02%、長瀬産<8012>+15.41%、戸田建<1860>+14.64%、エプソン<6724>+12.97%、ミスミG<9962>+12.49%などが高い気配値。  一方、メディパル<7459>-16.01%、群馬銀<8334>-6.10%、トヨタ紡織<3116>-5.02%、東芝テック<6588>-5.00%、奥村組<1833>-3.26%、リンナイ<5947>-2.84%、ユニチャーム<8113>-2.49%、OSG<6136>-2.22%、ABCマート<2670>-2.07%、阪和興<8078>-2.06%などが安い気配値となっている。
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