〔Market Flash〕ETF分配金支払いに伴う売りは約7000億円の見込み～ＳＭＢＣ日興

【9:55】ETF分配金支払いに伴う売りは約7000億円の見込み～ＳＭＢＣ日興 　ＳＭＢＣ日興証券のクオンツリポートでは、毎年7月は各指数に連動するETFの多くで分配金が支払われることから、この影響について考察している。ETFでは一般的に各銘柄の権利落ちのタイミングで先物を買い建てて再投資を行い、分配金を支払う際にその先物を売るのが一般的と考えられるが、各指数構成銘柄の1年間の配当金を一度に現金化することになるため、短期的な需給悪化要因になり得ると指摘。ETF残高（日経平均、TOPIX、JPX日経400に連動するものの合計）は、6月29日時点で42兆円に達しているとのこと。ＳＭＢＣ日興では、これらETFの配当支払いに伴う先物売りは、今年は約7000億円と見込んでいる。 【8:45】寄り前気配はミネベア、エプソン、豊田合、シャープが高い気配値 　主力株の寄り前気配では、ミネベア<6479>+12.60%、エプソン<6724>+9.41%、豊田合<7282>+8.47%、シャープ<6753>+6.46%、エア・ウォー<4088>+5.92%、ダイセル<4202>+5.28%、ニッパツ<5991>+4.87%、グローリー<6457>+3.84%などが高い気配値。 　一方、七十七<8341>-24.95%、クボタ<6326>-22.89%、ＯＳＧ<6136>-21.52%、上組<9364>-19.63%、日化薬<4272>-14.22%、栗田工<6370>-12.67%、日油<4403>-10.99%、小糸製<7276>-10.14%、ニフコ<7988>-9.74%、ダイセキ<9793>-9.58%などが安い気配値となっている。