前場コメント No.1 エア・ウォーター、村田製、キヤノン電、ＳＦＪ、東邦鉛、ジーエヌアイ
★9:00 エアウォーター－大和が投資判断引き上げ 海外展開加速によるポートフォリオ変革に期待
エア・ウォーター<4088.T>が続伸。大和証券では、海外展開加速によるポートフォリオ変革に期待するとし、投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」に、目標株価を1580円から1800円に引き上げた。
最大の評価点はこれまで競合に比べて遅れていた海外展開が本格化する局面に入ったこと。同社は国内で生活系事業を育成し安定収益基盤を築いてきたが、近年は成長市場であるインドでの産業ガス事業をはじめ海外展開を加速している。国内については新たな安定収益源としてバイオマス発電事業の拡大に期待するほか、主力の産業ガス事業も来22/3期に20/3期の利益を上回ると予想すると指摘している。
エア・ウォーター<4088.T>が続伸。大和証券では、海外展開加速によるポートフォリオ変革に期待するとし、投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」に、目標株価を1580円から1800円に引き上げた。
最大の評価点はこれまで競合に比べて遅れていた海外展開が本格化する局面に入ったこと。同社は国内で生活系事業を育成し安定収益基盤を築いてきたが、近年は成長市場であるインドでの産業ガス事業をはじめ海外展開を加速している。国内については新たな安定収益源としてバイオマス発電事業の拡大に期待するほか、主力の産業ガス事業も来22/3期に20/3期の利益を上回ると予想すると指摘している。
★9:01 村田製作所－買い気配 上期営業益を上方修正 市場コンセンサス上回る
村田製作所<6981.T>が買い気配。同社は23日、21.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の970億円から1310億円（前期比7.9％増）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは1105億円。
当初想定と比較して、顧客による旺盛な部品取り込みを背景としたスマートフォン向けの需要の増加、リモートワークやオンライン教育を背景としたPC関連需要の拡大、各国政府の景気刺激策による自動車向け需要の増加が見込まれることから、前回予想を上回る見通し。
村田製作所<6981.T>が買い気配。同社は23日、21.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の970億円から1310億円（前期比7.9％増）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは1105億円。
当初想定と比較して、顧客による旺盛な部品取り込みを背景としたスマートフォン向けの需要の増加、リモートワークやオンライン教育を背景としたPC関連需要の拡大、各国政府の景気刺激策による自動車向け需要の増加が見込まれることから、前回予想を上回る見通し。
★9:01 キヤノン電子－4日続伸 今期営業益予想を上方修正 3Q累計は43％減
キヤノン電子<7739.T>が4日続伸。同社は23日、20.12期通期の連結営業利益予想を従来の38.0億円から43.0億円（前期比46.8％減）に上方修正すると発表した。収益改善に向けた生産性の向上、経費削減の推進などにより、従来予想を上回る見通し。
20.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は37.6億円（前年同期比42.9％減）だった。デジタルカメラ市場は、スマートフォンのカメラ機能の充実により厳しい状況が続いているほか、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、売り上げが減少した。レーザープリンター関係の生産が滞ったことや、スキャナー製品関係が欧米で低迷したことも響いた。
キヤノン電子<7739.T>が4日続伸。同社は23日、20.12期通期の連結営業利益予想を従来の38.0億円から43.0億円（前期比46.8％減）に上方修正すると発表した。収益改善に向けた生産性の向上、経費削減の推進などにより、従来予想を上回る見通し。
20.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は37.6億円（前年同期比42.9％減）だった。デジタルカメラ市場は、スマートフォンのカメラ機能の充実により厳しい状況が続いているほか、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、売り上げが減少した。レーザープリンター関係の生産が滞ったことや、スキャナー製品関係が欧米で低迷したことも響いた。
★9:03 スターフライヤー－売り気配 100億円規模増資検討 ファンドなどから＝＝日経
スターフライヤー<9206.T>が売り気配。25日付の日本経済新聞朝刊は、同社が100億円規模の資本増強をめざして調整に入ったことが24日、分かったと報じた。
記事によれば、投資ファンドや地元企業などに増資の引き受けを打診しているもよう。新型コロナウイルス禍による航空需要の減少で財務体質が悪化しており、資本増強で危機の長期化への備えを強めることをめざすとしている。
なお、同社は26日8時55分、「財務基盤強化のための資本増強について、さまざまな選択肢を従来より検討しておりますが、現時点で決定した事実はございません」とのコメントを発表している。
スターフライヤー<9206.T>が売り気配。25日付の日本経済新聞朝刊は、同社が100億円規模の資本増強をめざして調整に入ったことが24日、分かったと報じた。
記事によれば、投資ファンドや地元企業などに増資の引き受けを打診しているもよう。新型コロナウイルス禍による航空需要の減少で財務体質が悪化しており、資本増強で危機の長期化への備えを強めることをめざすとしている。
なお、同社は26日8時55分、「財務基盤強化のための資本増強について、さまざまな選択肢を従来より検討しておりますが、現時点で決定した事実はございません」とのコメントを発表している。
★9:04 東邦亜鉛－大幅に4日続伸 今期営業黒字拡大見込む 金属相場上昇などが寄与
東邦亜鉛<5707.T>が大幅に4日続伸。同社は23日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の14.8億円の黒字から40.0億円の黒字（前期は142.2億円の赤字）に上方修正すると発表した。
精錬セグメントにおける金属相場上昇に伴い、在庫評価益が増加する見込み。資源セグメントにおいても、21.3期4Q（1-3月）の親子間取引予定がないなどの要因により、赤字幅が縮小する想定であることも寄与する。
東邦亜鉛<5707.T>が大幅に4日続伸。同社は23日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の14.8億円の黒字から40.0億円の黒字（前期は142.2億円の赤字）に上方修正すると発表した。
精錬セグメントにおける金属相場上昇に伴い、在庫評価益が増加する見込み。資源セグメントにおいても、21.3期4Q（1-3月）の親子間取引予定がないなどの要因により、赤字幅が縮小する想定であることも寄与する。
★9:04 ジーエヌアイ－買い気配 中国における肝線維症治療薬「F351」第2相治験 有効性を評価
ジーエヌアイグループ<2160.T>が買い気配。同社は23日、中国における肝線維症治療薬「F351」の第2相臨床試験の結果について、B型肝炎ウイルスによる肝繊維症への有効性を評価したと発表した。
追加分析の結果は、「F351」が肝硬変を効果的に改善できることも示したという。連結子会社の北京コンチネント薬業有限公司は、生命を脅かす肝硬変の治療に「F351」を使用する場合について、条件付き早期承認の可能性や、他のレベルの肝線維症患者を対象とした第3相臨床試験の実施方法など、今後の申請手続きについて中華人民共和国国家食品薬品監督管理局の糖尿病療養指導士と協議するとしている。
ジーエヌアイグループ<2160.T>が買い気配。同社は23日、中国における肝線維症治療薬「F351」の第2相臨床試験の結果について、B型肝炎ウイルスによる肝繊維症への有効性を評価したと発表した。
追加分析の結果は、「F351」が肝硬変を効果的に改善できることも示したという。連結子会社の北京コンチネント薬業有限公司は、生命を脅かす肝硬変の治療に「F351」を使用する場合について、条件付き早期承認の可能性や、他のレベルの肝線維症患者を対象とした第3相臨床試験の実施方法など、今後の申請手続きについて中華人民共和国国家食品薬品監督管理局の糖尿病療養指導士と協議するとしている。
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