〔Market Flash〕娯楽関連では任天堂、バンナム、OLCを推奨~野村

2021/01/12(火) 13:40
【13:40】娯楽関連では任天堂、バンナム、OLCを推奨~野村  野村証券ではレジャー・アミューズメントセクターに関して、家庭用ゲーム業界では主に任天堂<7974.T>、バンダイナムコ<7832.T>、レジャー業界ではオリエンタルランド<4661.T>を推奨している。家庭用ゲーム業界では、リピート販売の積み上がりが一定程度各社のバリュエーションに織り込まれたと推測。2021年はリピート販売のさらなる積み上がりや、巣ごもり需要によって広がったユーザの需要循環がテーマになると考えている。レジャー業界では、1月に緊急事態宣言が再発令されるなど、外部環境は不安定な状況が続く。しかし野村では、新型コロナを契機に消費者の嗜好が多様化したことで、2021年はレジャー業界全体の価格戦略がより柔軟に変化し、見えない価値の料金化が進むと考えている。 【12:50】TSMCの設備投資増額は半導体株の買いサイン~大和  大和証券では、台湾TSMCが2021年の設備投資金額を200~220億ドルに増額するとの報道が出てきたことに注目している。大和では、TSMCの設備投資金額の増額転換は、米半導体株(SOX)指数の3年サイクルの買いサインと判断している。TSMCはアップル、クアルコムなど世界のハイテク企業から半導体の受託生産を行っており、これら企業の生産計画を知る立場にある。14日にTSMCは決算発表を行うが、大和では、ここで報道通りの設備投資増額が確認できれば、半導体に関しては、少なくとも2021年は心配不要と解釈できる材料になると考えている。 【10:35】ITサービスは「行政のデジタル化」と「5G」に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではITサービスセクターに関して、20年後半はTOPIXをアンダーパフォームしたが、21年前半は安定したセクターパフォーマンスに期待している。企業のIT投資意欲は旺盛と予想。投資テーマは豊富にあるが、特に「行政のデジタル化」と「5G」に注目している。個別では、同テーマに関連してファンダメンタルズが良好で、今後のコンセンサスに上昇余地があるとの見方から、富士通<6702.T>とネットワンシステムズ<7518.T>をセクタートップピックとしている。また、クラウド化の加速が想定されるオービックビジネスコンサルタント<4733.T>も関心が高まる銘柄になると考えている。 【9:40】電子部品では電動化とデジタル化が物流革命で一段と融合~野村  野村証券では、2021年の電子部品業界は、年後半までは在庫循環的な上昇局面が続き、需給がひっ迫すると予想している。さらに、電動化とデジタル化が、電動2輪車を用い、小口宅配を使った物流革命によって、一段と融合し始めると想定。長期サイクルでみても成長トレンドに入ると考えている。成長トレンドに乗れる企業については、EPS成長だけでなく、マルチプル拡大も期待できるとしており、個別では、電動2輪車などに使われるパワー電池の成長が期待されるTDK<6762.T>や、サーバー向けソリューションで競争優位にあるイビデン<4062.T>のFC-PKGに注目している。 【8:45】寄り前気配はJパワー、中外薬、日梱包、京成が高い気配値  主力株の寄り前気配では、Jパワー<9513>19.12%、中外薬<4519>18.07%、日梱包<9072>14.64%、京成<9009>12.24%、OKI<6703>10.62%、シマノ<7309>9.30%、堀場製<6856>8.78%、三浦工<6005>8.70%、日本ペ<4612>8.60%などが高い気配値。  一方、住友鉱<5713>-3.48%、リゾートトラ<4681>-3.23%、日光電<6849>-2.48%、川崎船<9107>-2.37%、ローソン<2651>-2.34%、南海電<9044>-2.21%、商船三井<9104>-1.98%、トレンド<4704>-1.89%などが安い気配値となっている。
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