〔Market Flash〕欧米に追い付きつつある日本の超長期株価リバーサル~三菱UFJMS

2021/02/05(金) 12:40
【12:40】欧米に追い付きつつある日本の超長期株価リバーサル~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のクオンツ・リポートでは、ワクチン報道後に大きく突き離された日本の超長期株価リバーサルが、追い上げの動きを見せていると指摘している。三菱UFJMSでは、ワクチン接種時期が早い欧米は、バリュー・リバーサル傾向が日本に対して先行しやすいが、出遅れは時間が経てば修正されていくと以前に指摘していた。日本でもワクチン接種開始の話が出てくる中、年初来では日本に最もリバーサル傾向が強く見られるようになっており、欧米との差が急速に修正されているとのこと。三菱UFJMSでは、実際にワクチンの効果が確認できる段階になれば、まずコロナ前の水準を目安にバリュー・リバーサル傾向が強まる可能性が高いとみており、その時の金利動向によっては、さらなる上昇もあると考えている。 【10:30】非常事態宣言再発令を受けて1月の景況感悪化を予想~野村  野村証券では、8日発表の1月景気ウォッチャー調査では、街角景況感(景気の現状判断DI)は前月から悪化したと予想している。昨年秋以降の新型コロナウイルス感染再拡大を受けて、1月に11都府県に緊急事態宣言が再発令されたことをその背景に挙げている。ただし、今回は対象となる地域や経済活動の範囲が20年春と比べて限定的であったことや、人出の減少度合いが当時と比べて小さいことなどから、景況感の大幅悪化は回避されたと見込んでいる。 【9:40】放送局の業績モメンタム回復を確認~SMBC日興  SMBC日興証券ではメディアセクターに関して、放送持株会社のフジ・メディア<4676.T>、TBS<9401.T>、日本テレビ<9404.T> が3Q決算を発表したことを受けてリポートしている。3Q(10-12月期)においては、地上波テレビ放送スポット収入が前年同期比プラス転換し、コロナ禍で低調であったテレビ広告収入の底打ちが確認されたと指摘。番組制作費の削減などにより3社とも前年同期比営業増益を達成しており、放送局の業績モメンタム回復が確認され、総じてポジティブな印象とコメントしている。 【8:45】寄り前気配は淀川鋼、HOYA、マツダ、不二油が高い気配値  主力株の寄り前気配では、淀川鋼<5451>19.39%、HOYA<7741>7.60%、マツダ<7261>6.91%、不二油<2607>6.91%、グローリー<6457>6.76%、日産化<4021>6.75%、福山運<9075>6.66%、オンワードH<8016>6.08%などが高い気配値。  一方、東京精<7729>-5.01%、大東建<1878>-4.78%、カカクコム<2371>-4.43%、鹿島<1812>-4.40%、野村不HD<3231>-4.34%、リンナイ<5947>-3.77%、パンパシHD<7532>-3.43%、古河電<5801>-3.23%などが安い気配値となっている。
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