後場コメント No.1 新電工、ウチヤマHD、コニカミノルタ、旭化成、松屋R&D、大和証G
★12:32 新光電工-シティが目標株価引き上げ PKG利益率が大幅改善、来期以降も成長継続
新光電気工業<6967.T>が続落。シティグループ証券では、PKG利益率が大幅改善、来期以降も成長継続を予想。投資判断は「買い」継続、目標株価は2200→3800円に変更した。
10-12月期実績から、新設備導入やサーバ向けの増加によりパッケージ基板の利益率は大幅に上昇していると推定でき、成長局面が顕在化しつつある点を評価。また、会社計画の上方修正の一因は、大規模投資に伴う償却費の発生が一部来年度にずれ込んだことである一方、来年度以降の需要成長見通しに変化はなく、利益成長は続くとみている。静電チャックも好調であり、リードフレームの収益性も改善しつつあると指摘。投下資本の利益貢献時期が到来しており、割安感はまだまだ強いと解説している。
新光電気工業<6967.T>が続落。シティグループ証券では、PKG利益率が大幅改善、来期以降も成長継続を予想。投資判断は「買い」継続、目標株価は2200→3800円に変更した。
10-12月期実績から、新設備導入やサーバ向けの増加によりパッケージ基板の利益率は大幅に上昇していると推定でき、成長局面が顕在化しつつある点を評価。また、会社計画の上方修正の一因は、大規模投資に伴う償却費の発生が一部来年度にずれ込んだことである一方、来年度以降の需要成長見通しに変化はなく、利益成長は続くとみている。静電チャックも好調であり、リードフレームの収益性も改善しつつあると指摘。投下資本の利益貢献時期が到来しており、割安感はまだまだ強いと解説している。
★12:33 ウチヤマHD-3日続伸 2月度カラオケ事業の既存店売上高58%減
ウチヤマホールディングス<6059.T>が3日続伸。同社は3日12時、2月度のカラオケ事業における既存店売上高は前年同月比58.1%減だったと発表した。来客数は同43.0%減、客単価は同26.4%低下となった。国内の飲食事業既存店売上高は前年同月比67.4%減、来客数は同63.8%減、客単価は同10.0%低下となった。
なお、緊急事態宣言下におけるカラオケや飲食事業の厳しい事業環境は織り込み済みとの見方もあり、ネガティブな反応は限定的だ。
ウチヤマホールディングス<6059.T>が3日続伸。同社は3日12時、2月度のカラオケ事業における既存店売上高は前年同月比58.1%減だったと発表した。来客数は同43.0%減、客単価は同26.4%低下となった。国内の飲食事業既存店売上高は前年同月比67.4%減、来客数は同63.8%減、客単価は同10.0%低下となった。
なお、緊急事態宣言下におけるカラオケや飲食事業の厳しい事業環境は織り込み済みとの見方もあり、ネガティブな反応は限定的だ。
★12:33 コニカミノルタ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 来期大幅損益改善もその後の成長が見えない
コニカミノルタ<4902.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、コスト削減は順調、来期大幅損益改善もその後の成長が見えないと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は340円から440円に引き上げた。
主力のオフィス事業の利益成長が期待できず業績低迷が継続するとのエクイティーストーリーを維持。主力事業の成長鈍化に加え、中長期的に成長を牽引すると位置付ける新規事業は計画以下で推移しているよう。直近の最高営業利益658億円(15/3期)を下回る業績が続くと予想するため株価上昇のカタリストに欠ける状況が続くとみている。
コニカミノルタ<4902.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、コスト削減は順調、来期大幅損益改善もその後の成長が見えないと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は340円から440円に引き上げた。
主力のオフィス事業の利益成長が期待できず業績低迷が継続するとのエクイティーストーリーを維持。主力事業の成長鈍化に加え、中長期的に成長を牽引すると位置付ける新規事業は計画以下で推移しているよう。直近の最高営業利益658億円(15/3期)を下回る業績が続くと予想するため株価上昇のカタリストに欠ける状況が続くとみている。
★12:34 旭化成-SMBC日興が目標株価引き上げ GHG排出量の差がコストとして意識される局面へ
旭化成<3407.T>が反発。SMBC日興証券では、GHG排出量の差がコストとして意識される局面と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は1350円から1450円に引き上げた。
決算及び電話取材を踏まえ、業績予想を更新。21/3期3Q決算では、LiB用セパレータの大幅増益や Veloxisの免疫抑制剤Envarsus XRの浸透率上昇が好印象であったという。セパレータの競争環境は楽観できないものの、依然競争優位性を発揮できているとみている。特に注目するのは、ヘルスケア領域の成長性の高さと、環境対応コストを相対的に抑制できると考えられる点と指摘。ZollとVeloxisを牽引役とする安定高成長により、22/3期以降は継続的に年率10%前後の営業利益成長を遂げると予想している。
旭化成<3407.T>が反発。SMBC日興証券では、GHG排出量の差がコストとして意識される局面と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は1350円から1450円に引き上げた。
決算及び電話取材を踏まえ、業績予想を更新。21/3期3Q決算では、LiB用セパレータの大幅増益や Veloxisの免疫抑制剤Envarsus XRの浸透率上昇が好印象であったという。セパレータの競争環境は楽観できないものの、依然競争優位性を発揮できているとみている。特に注目するのは、ヘルスケア領域の成長性の高さと、環境対応コストを相対的に抑制できると考えられる点と指摘。ZollとVeloxisを牽引役とする安定高成長により、22/3期以降は継続的に年率10%前後の営業利益成長を遂げると予想している。
★12:34 松屋R&D-後場下げ幅縮小 松屋ベトナムで新規にカーシート製造ラインを設置
松屋アールアンドディ<7317.T>が後場下げ幅縮小。同社は3日12時、子会社であるMatsuya R&D(ベトナム)において、新規にカーシート製造ラインを設置したと発表した。
大型トラック用カーシートカバーの裁断・縫製を行う。製造開始時期は4月を予定している。
松屋アールアンドディ<7317.T>が後場下げ幅縮小。同社は3日12時、子会社であるMatsuya R&D(ベトナム)において、新規にカーシート製造ラインを設置したと発表した。
大型トラック用カーシートカバーの裁断・縫製を行う。製造開始時期は4月を予定している。
★12:35 大和証券G-東海東京が目標株価引き上げ 21/3期通期予想を増額修正も、収益力は改善途上
大和証券グループ本社<8601.T>が反発。東海東京調査センターでは、21/3期通期予想を増額修正も、収益力は改善途上と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は450円から590円に引き上げた。
3Qの改善や足元の日本株・米国株の好調な相場環境を踏まえ、21/3期通期の予想を増額修正。新予想は、純営業収益が4619億円(前年比8.4%増)、経常利益が1090億円(同55.1%増)。これは、株式相場の好況や前年からの収支構造改革の成果、コロナ禍の中で投資家のアクティビティが想定以上に早期に回復したことによるという。22/3期の業績は多少減速を見込む。22/3期通期の予想は純営業収益は4520億円(前年比2.1%減)、経常利益は1070億円(同1.8%減)とした。
大和証券グループ本社<8601.T>が反発。東海東京調査センターでは、21/3期通期予想を増額修正も、収益力は改善途上と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は450円から590円に引き上げた。
3Qの改善や足元の日本株・米国株の好調な相場環境を踏まえ、21/3期通期の予想を増額修正。新予想は、純営業収益が4619億円(前年比8.4%増)、経常利益が1090億円(同55.1%増)。これは、株式相場の好況や前年からの収支構造改革の成果、コロナ禍の中で投資家のアクティビティが想定以上に早期に回復したことによるという。22/3期の業績は多少減速を見込む。22/3期通期の予想は純営業収益は4520億円(前年比2.1%減)、経常利益は1070億円(同1.8%減)とした。
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