LIXIL-後場下げ幅縮小 今期営業益2.2倍見込む 前期は12%増
LIXIL<5938.T>が後場下げ幅縮小。同社は30日13時、22.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)は780億円(前期比2.2倍)、年間配当予想は80円(前期は75円)と発表した。
ウォーターテクノロジー事業、ハウジングテクノロジー事業をコア事業と位置づけ、経営資源を集中させるとともに国内事業の収益性向上を図る。これにより生み出されたキャッシュを海外事業の成長投資に充てることにより、グループ全体の利益伸長と財務体質強化を進めるとしている。
21.3期通期の連結営業利益は358億円(前の期比12.0%増)だった。コロナ禍で上期は落ち込んだものの、下半期は特に米国、欧州を中心に海外事業の需要回復がみられた。国内事業における継続的な粗利率改善活動、生産性向上を図る各種施策やコロナ禍における経費抑制策なども寄与した。
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