日本オラクル-売り気配 今期売上高1~3%増見込む 21.5期特別配当を実施

2021/06/25(金) 09:00
 日本オラクル<4716.T>が売り気配。同社は24日、22.5期通期の連結売上高予想を前期比1.0~4.0%増、同EPSを385.0~395.0円(前期は383.92円)にすると発表した。  顧客の基幹システムのクラウド移行と積極的なデータ活用によるビジネス成長を支援することにより、さらなる企業成長をめざすとしている。  21.5期通期の連結売上高は2085億円(前期比1.3%減)、同営業利益709億円(同3.0%増)、同純利益492億円(同3.1%増)だった。  2度目の緊急事態宣言発令および延長を受け、ライセンスビジネスにおいて一部プロジェクトの延期や保留から売上高は減少したが、売上原価および販管費の減少により増益となった。  また、未定だった21.5期の期末配当を特別配当992円を含む1146円(前期は149円)にすると発表した。同社はおよそ5年ごとに利益剰余金に応じて特別配当を実施する傾向があり、前回は2016年に特別配当を実施している。  なお、株価は21.5期の大幅増配も、既に配当権利日を過ぎていることから、売りが優勢となっている。
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