〔Market Flash〕日経平均は下げ幅拡大 27500円を割り込む
【10:54】日経平均は下げ幅拡大 27500円を割り込む
米国株の大幅安を受けて寄り付きから28000円を割り込んだ日経平均はその後も下げ幅を拡大。東京の緊急事態宣言発令や五輪の無観客開催などネガティブなニュースが多い中で海外市場にも変調が見られたことで、リスクオフムードが強まっている。アジア市場も総じて弱いスタートとなったことから売りに拍車がかかっており、600円超の下落となり27500円を割り込んだ。指数寄与度の大きいソフトバンクG<9984.T>が3%近い下落で年初来安値を更新しているほか、為替が円高に傾いたことから、トヨタ<7203.T>やスズキ<7269.T>など自動車株が大きく売られている。
【9:35】海運業界の構造的な変化はあるのか?~三菱UFJMS
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では海運業界に関して、スーパーサイクルとはいかずとも、ミニスーパーサイクルのような業界環境の好転を想定している。足元ではコンテナ船の発注がやや増加しているが、過去のような大幅な供給増による市況悪化と損益悪化の可能性は低いと考えている。コンテナ船業界の3大アライアンスへの集約による業界規律の向上や、環境規制の強化による船舶供給の抑制効果など、従来にない業界変化を想定していることをその背景に挙げている。仮に閑散期の秋冬に入ってもコンテナ船運賃が高水準を維持するようであれば、構造的な変化を株価が織り込む可能性があると考えている。
【8:45】7月限SQ算出日、寄り前気配は山合銀、セイノーHD、三菱自が高い気配値
きょうは7月限SQ算出日で気配は大きくかい離しており、寄り付き直前で大きく変動するため注意したい。
主力株の寄り前気配では、山合銀<8381>+18.80%、セイノーHD<9076>+16.89%、三菱自<7211>+5.28%、ADEKA<4401>+4.94%、大成建<1801>+4.47%、コメリ<8218>+3.46%、日通<9062>+3.33%、ダイセキ<9793>+3.07%、ニチコン<6996>+2.96%、森永乳<2264>+2.10%などが高い気配値。
一方、三菱倉<9301>-21.71%、ニッコンHD<9072>-20.80%、大和工<5444>-20.09%、日油<4403>-17.79%、昭電工<4004>-17.07%、ヤマハ<7951>-16.78%、コナミ<9766>-15.04%、スタンレ電<6923>-14.16%、タダノ<6395>-13.41%、ネクソン<3659>-13.34%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ