前場コメント No.9 システナ、プロトコーポ、日アビオ、邦チタニウム、NCS&A、菱電商

2021/07/30(金) 11:37
★10:41  システナ-急落 1Q最終益8%減 テレワーク需要の反動減など響く
 システナ<2317.T>が急落。同社は29日、22.3期1Q(4-6月)の連結純利益は11.4億円(前年同期比8.2%減)だったと発表した。

 前年同期に高い伸びとなったWindows7搭載PCの更新需要およびテレワーク需要による反動減のほか、営業外費用の増加なども響いた。

★10:49  プロトコーポ-反落 1Q営業益19%増も材料出尽くし
 プロトコーポレーション<4298.T>が反落。同社は30日10時、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が17.8億円(前年同期比18.5%増)だったと発表した。

 自動車関連事業において、「MOTOR GATE」を中心とするサービスプラットフォーム関連事業が堅調に推移したことが寄与した。グーネットエクスチェンジにおける中古車輸出事業が前年の落ち込みから回復したことも奏功した。

 なお、株価は好業績に期待した買いから足もと上昇しており、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。

★10:51  日本アビオニクス-急落 1Q営業黒字転換も進ちょく遅れを嫌気
 日本アビオニクス<6946.T>が急落。同社は29日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は3.3億円の黒字(前年同期は0.4億円の赤字)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は21%。

 情報システムの売り上げ増加に加え、品質・コスト・納期の改善活動に取り組んだことでセグメント利益が改善したことなどが寄与した。なお、進ちょく率がやや遅れていることもあり、株価は売りが優勢となっている。

★11:05  東邦チタニウム-ジェフリーズが目標株価引き上げ 今後増額修正が再び発表される公算が大きい
 東邦チタニウム<5727.T>が堅調。ジェフリーズ証券では、今後増額修正が再び発表される公算が大きいとコメント。投資判断は「BUY」を継続、目標株価は1200円→1350円に引き上げた。

 1Q営業利益(12億円)は期初上期ガイダンス(14億円)に近い着地となり、22/3期上期ガイダンスが18億円へ上方修正された点に注目。会社は不透感を理由に、通期計画(40億円)を据え置いたものの、今回修正されたガイダンスは保守的であることに加え、ニッケル粉の新規工場は下期から業績寄与するため(業績は下期偏重)、今後増額修正が再び発表される公算が大きいという。22/3期営業利益予想を従来の48億円から今回53億円へ上方修正した。


★11:06  NCS&A-急騰 1Q営業益2倍 大型案件や協業案件の進ちょくなど寄与
 NCS&A<9709.T>が急騰。同社は29日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は3.2億円(前年同期比2倍)だったと発表した。

 企業のDX推進を展開するマイグレーションサービスにおいて、外資系保険会社向けの大型案件やアライアンス先との協業案件が順調に進ちょくしたことなどが寄与した。

★11:10  菱電商事-急騰 通期営業益予想を上方修正 1Qは99%増
 菱電商事<8084.T>が急騰。同社は30日11時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の43億円から50億円(前期比46.4%増)に上方修正すると発表した。

 自動車関連および産業機器関連向けの販売が想定を上回って好調に推移する見込みとしている。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は11.4億円(前年同期比99.4%増)だった。


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