前場コメント No.7 丸和運輸、ジューテックH、ワークマン、大和工、バリュエンスH、セレンディプ

2021/08/03(火) 11:35
★9:53  丸和運輸機関-大幅安 1Q営業益2%増も材料出尽くし
 丸和運輸機関<9090.T>が大幅安。同社は2日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が22.9億円(前年同期比2.2%増)だったと発表した。

 日用雑貨を中心とするEC・常温物流において、「ECラストワンマイル当日お届けサービス」における配送エリアおよび稼働台数の拡大が寄与した。

 なお、株価は好業績を織り込んで上昇しており、材料出尽くしから売りが優勢となっている。

★10:00  ジュ―テック-大幅続伸 1Q営業黒字転換 上期計画上回る
 ジューテックホールディングス<3157.T>が大幅続伸。同社は2日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は5.3億円の黒字(前年同期は0.2億円の赤字)だったと発表した。上期計画3.0億円の黒字を上回る着地となった。

 住宅業界において、新設住宅着工戸数の持ち直しの動きがみられ堅調な推移となるなか、増収に伴い売上総利益が増加したことが寄与した。

★10:07  ワークマン-続落 7月度の既存店売上高5%増 全店は11%増
 ワークマン<7564.T>が続落。同社は2日、7月度の月次前年比速報として、既存店売上高が5.4%増、全店売上高が10.9%増だったと発表した。

 気温の高い日が続いたことで、空調ファン付ウエアや冷感素材のコンプレッションウエアなど夏物衣料が売上をけん引した。なお、株価は足もとボックス圏で推移しており、きょうは売りが優勢となっている。

★10:13  大和工業-野村が目標株価引き上げ 米国を中心に好調な業績
 大和工業<5444.T>が堅調。野村証券では、米国を中心に好調な業績と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は4550円→5350円に引き上げた。

 4~6月期決算の発表と同時に22.3期の業績予想を上方修正。米国、アジアの事業の好調が確認できたことに加え、中東事業の損益が改善した可能性が高いことを確認できた点をポジティブに受け止めている。米国では主に手掛けるH形鋼分野では、23.3期以降もバイデン政権のインフラ投資による需要押し上げ効果がある一方で、薄板などと異なり、業界全体の生産能力の面では増強が予定されていないという。このため、高水準の利益の確保が可能と考えている。

★10:16  バリュエンス-大幅高 10万株・3億900万円を上限に自社株買い 割合は0.75%
 バリュエンスホールディングス<9270.T>が大幅高。同社は2日、10万株・3億900万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は8月3日~11月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.75%となる。

★10:16  バリュエンス-大幅高 貸借銘柄に選定 3日売買分から実施
 バリュエンスホールディングス<9270.T>が大幅高。同社は2日、同社株が新たに貸借銘柄に選定されたと発表した。3日売買分から実施される。株価は同日発表した自社株買いを好感するほか、流動性の向上に期待した買いが優勢となっている。

★10:30  セレンディップ-大幅続伸 新生銀行と事業承継支援で業務提携
 セレンディップ・ホールディングス<7318.T>が大幅続伸。同社は2日、新生銀行<8303.T>および新生企業投資と事業承継支援に関する業務提携契約を行うことについて合意したと発表した。

 新生銀行グループの金融面での専門性および全国の顧客基盤と、同社グループが有する中堅・中小企業向けハンズオン支援のノウハウを生かし、主に「ものづくり」企業に向けた共同投資と各種共同支援を軸に協働することで、多くの中堅・中小規模の顧客が抱える事業承継や経営課題の解決を目指すとしている。


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