前場コメント No.1 フェローテック、オープンハウス、富士フイルム、フリー、DS、アシックス

2021/08/16(月) 11:35
★9:02  フェローテック-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは3.1倍
 フェローテックホールディングス<6890.T>が買い気配。同社は13日に、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の150.0億円から200.0億円(前期比2.1倍)に引き上げると発表した。

 半導体マテリアル製品、精密再生洗浄サービス、サーモモジュールの増収効果に加え、前3Qに実施した半導体ウエーハ事業子会社の連結子会社から持分法適用関連会社への移行により、同事業の償却負担などの費用の連結への取り込みが無くなることが寄与する。

 併せて発表した、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は48.2億円(前年同期比3.1倍)だった。

★9:02  オープンハウス-売り気配 3Q累計最終益22%増も材料出尽くし
 オープンハウス<3288.T>が売り気配。同社は13日21.9期3Q累計(10-6月)の連結純利益が510.0億円(前年同期比21.7%増)だった。市場コンセンサスは497.0億円。

 戸建事業の好調が持続しているほか、プレサンス社の連結化が寄与した。株価は好業績は織り込み済みで材料出尽くしとの見方から売りに押されている。

★9:02  富士フイルム-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは2.8倍
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が買い気配。同社は13日、22.3期通期の連結営業利益予想(米国基準)を従来の1800億円から2000億円(前期比20.9%増)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは1932億円。足もとの好調な業績を受けて、通期予想を修正する。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は563.2億円(前年同期比2.8倍)だった。ヘルスケア部門において、新型コロナ関連の製品需要拡大が寄与した。

★9:03  フリー-売り気配 今期売上高46%増見込むも調整後営業損益は25.1億円の赤字へ
 フリー<4478.T>が売り気配。同社は13日、22.6期通期の連結調整後営業損益予想は25.1億円の赤字(前期は23.0億円の赤字)、連結売上高予想は149億円(前期比45.5%増)と発表した。調整後営業利益は、営業利益に、株式報酬、M&Aにより生じた無形資産の償却費用、その他一時費用を加えて算出する。

 SaaSビジネスにおけるユーザー基盤の拡大などを背景に大幅な増収を見込む一方、先行投資としての開発費用やユーザーの獲得費用の増加を想定している。

 21.6期通期の連結調整後営業損益は23.0億円の赤字(前の期は25.9億円の赤字)、連結売上高は103億円(前の期比48.8%増)だった。有料課金ユーザー企業数の増加により大幅な増収となった一方、開発投資による費用もあり赤字が続いた。

★9:03  ダブルスタンダード-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは2.5倍
 ダブルスタンダード<3925.T>が買い気配。同社は13日に、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の16.0億円から17.0億円(前期比53.3%増)に引き上げると発表した。期初の計画策定時において不確定であった見込み案件が順調に進ちょくしていることを踏まえた。

 併せて発表した、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は4.7億円(前年同期比2.5倍)だった。前期仕掛案件の計上(一部)と、既存・新規顧客からの受託案件拡大が寄与した。

★9:04  アシックス-大幅高 通期営業損益予想を上方修正 上期は黒字転換
 アシックス<7936.T>が大幅高。同社は13日、21.12期通期の連結営業損益予想を従来の115.0億円の黒字~135.0億円の黒字から145.0億円の黒字(前期は39.5億円の赤字)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは142億円。

 パフォーマンスランニングやオニツカタイガーを中心に、海外主要地域の売上高が引き続き好調に推移していることが寄与する。

 21.12期上期(1-6月の連結営業損益は239.9億円の黒字(前年同期比は38.7億円の赤字)だった。


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