前場コメント No.5 プレイド、東ソー、近鉄百、FRONTEO、フクダ電、ホトニクス

2021/08/20(金) 11:31
★9:28  プレイド-反発 三井物産と新会社「.me」(ドットミー)を設立
 プレイド<4165.T>が反発。同社は20日、三井物産<8031.T>と共同でデータを活用した顧客中心のものづくりを展開する新会社「ドットミー」を本年7月に設立し、第三者割当増資を引き受ける形で出資参画すると発表した。

 両社は、ドットミーで展開予定のD2Cブランドの市場トライアルを実施し、正式ローンチに向けた準備を開始している。

★9:28  東ソー-野村が目標株価引き上げ 事業環境が良いクロル・アルカリの好調続く
 東ソー<4042.T>が続落。野村証券では、事業環境が良いクロル・アルカリの好調が続くうえに、機能商品のピーク利益更新を予想と判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を2150円→2540円と引き上げた。

 クロル・アルカリは環境規制対応などから業界として能力増強が比較的行われにくい塩ビ樹脂やMDIを主としており、相対的に今後も採算は他の石化に比べ高位安定で推移する可能性が高い。また競争力を有する機能商品も数多くの製品の需要が拡大している。同社はコモディティ分野とスペシャリティ分野をバランスよく事業展開する「ハイブリッド経営」を進めており、その形が顕在化しつつあると指摘している。

★9:28  近鉄百貨店-大幅に7日続落 51万8100株の立会外分売を実施
 近鉄百貨店<8244.T>が大幅に7日続落。同社は19日、51万8100株の立会外分売を実施すると発表した。分売実施日は20日。分布状況の改善および流動性の向上を図るためとしている。

★9:29  FRONTEO-4日続伸 「会話型認知症診断支援AIプログラム」 韓国で特許査定
 FRONTEO<2158.T>が4日続伸。同社は19日、韓国の特許庁より「会話型認知症診断支援AIプログラム」の特許査定通知を受けたと発表した。

 「会話型認知症診断支援AIプログラム」は、同社自然言語解析AIエンジンを用いて、10分程度の自然会話から認知症の有無をスクリーニングする画期的なプログラムだという。現在は日本における製造販売承認取得と早期上市に取り組んでいるが、韓国で特許査定を取得できたことは、このシステムの海外市場への展開を図る上で重要な一歩になるとしている。

★9:30  フクダ電子-急騰 都内で自宅療養者急増 在宅酸素吸入装置の需要高まると伝わる
 フクダ電子<6960.T>が急騰。NHKは19日、新型コロナウイルスの首都圏の医療体制が危機的な状況となり、都内の自宅療養者が2万人を超える中、在宅で酸素を吸入する装置の必要性が高まっていると報じたことが材料。

 医療機器を貸し出す会社として同社グループ会社のフクダライフテック東京に取材。今月に入って在宅で酸素の吸入を行える「酸素濃縮装置」を求める要請が都や保健所から相次いでおり、全国にある営業所から台数を集めて合わせて200台余りを確保し、感染した人が療養するホテルや今月から運用が始まった「酸素ステーション」に向けて配送したとしている。

 同じく酸素濃縮関連装置を扱う小池酸素工業<6137.T>も急騰している。

★9:34  浜松ホトニクス-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 22/9期も安定成長継続、過去最高益更新が続く
 浜松ホトニクス<6965.T>が5日ぶり反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、22/9期も安定成長継続、過去最高益更新が続くと指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は7600円→7900円に引き上げた。

 22/9期も足元の引き合いの強さを考慮すると堅調な業績推移となると予想。新型コロナ関連特需の反動減があるも、デンタル関連製品の回復、自動運転関連製品の拡大などで吸収できるとみており、増収増益が可能と指摘。21/9期に続き過去最高益更新が続く見通し。自動運転関連製品は先行投資期にある一方、21/9期には10億円の売上規模を予想、22/9期は20億円弱へ規模拡大は加速すると予想している。


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