〔Market Flash〕米8月消費者物価指数に注目~大和

2021/09/13(月) 13:22
【13:20】米8月消費者物価指数に注目~大和  大和証券では、今週の注目イベントの一つに、米国で14日(火)に発表される8月消費者物価指数を挙げている。8月の消費者物価は前年同月比+5.3%と、前月から伸び鈍化が予想されているとのこと。資産買入政策の段階的縮小(テーパリング)の早期実施観測を強めていた、コロナ禍におけるインフレがピークに達した可能性があると大和では考えている。米国の景気回復が峠を越えたとの見方が一部である中、インフレがピークアウトしてテーパリング観測が後退することは、株式市場にとっては追い風と考えられると大和ではコメントしている。 【11:00】J-REIT市場が20周年~SMBC日興  SMBC日興証券では、2001年9月10日にスタートしたJ-REIT市場が、市場創設20周年を迎えたことを受けてリポートしている。外部環境の変化により安定期、活況期、低迷期をそれぞれ経つつ、市場未整備の課題を改善させながら、J-REIT市場は着実に資産規模と時価総額を拡大してきた。2001年9月末時点におけるJ-REIT市場全体の時価総額は2500億円、取得価格総額は3200億円程度にすぎなかったが、2021年8月末時点ではそれぞれ17.6兆円、20.9兆円へと拡大したとのこと。また、この間の配当込みのトータルリターンは+416%となり、TOPIXの+166%を大きく上回る結果となった。J-REITの複利効果を含めた「インカムゲイン」の大きさは改めて注目に値すると、SMBC日興ではコメントしている。 【9:50】鉱業と石油は株価指数上振れの可能性~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、2Q決算発表に向けて、鉱業セクターと石油セクターの株価指数は、上振れする可能性があると考えている。その理由として、原油価格および石油製品スプレッドが堅調に推移しており、22.3期会社計画が上方修正される可能性があることを挙げている。個別では、コスモエネルギー<5021.T>とINPEX<1605.T>をトップピックとしている。コスモエネルギーは会社計画が上方修正される可能性があるとみているほか、中期的には洋上風力発電事業に注目している。INPEXは、堅調な業績と株主還元の積極化について、株価にはまだ織り込まれていないと判断している。 【8:45】寄り前気配は新生銀、北国銀、タダノ、ユニプレスが高い気配値  主力株の寄り前気配では、新生銀<8303>+22.99%、北国銀<8363>+4.83%、タダノ<6395>+4.15%、ユニプレス<5949>+2.91%、ニッコンHD<9072>+2.88%、日油<4403>+2.64%、T&DHD<8795>+2.55%、ミツコシイセ<3099>+2.20%、アズビル<6845>+2.15%、東亜合成<4045>+2.12%などが高い気配値。  一方、日産化<4021>-10.12%、横河電<6841>-8.27%、きんでん<1944>-5.56%、スズキ<7269>-5.10%、デンソー<6902>-4.55%、大塚商<4768>-4.40%、オークマ<6103>-4.35%、テルモ<4543>-4.13%、丸井G<8252>-4.08%、積水化<4204>-3.97%などが安い気配値となっている。
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