前場コメント No.4 住友ベ、丸紅、日本テレホン、アイロムG、アクシージア、ロングライフ

2021/09/14(火) 11:34
★9:17  住友ベークライト-大和が投資判断引き上げ 成長戦略が明確
 住友ベークライト<4203.T>が大幅反発。大和証券では、成長戦略が明確と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム )」→「1(買い)」に引き上げ、目標株価は5810円→6700円に引き上げた。

 中国など海外の封止材増産投資が少額投資にも拘らず利益を牽引すると期待。自動車関連の需要回復・用途開拓も業績を押し上げるとみている。通期の事業利益は235億円(Y/Y41%増)を予想し、会社計画を45億円上回るとみている。半導体封止材は既存拠点への少額投資でシェア拡大と収益性向上が期待できる局面とし、事業利益はFY23に向けて年率25%成長を予想、ROEも10.4%に改善すると予想している。


★9:17  丸紅-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 株価の割安感がありカタリストも見込める
 丸紅<8002.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、株価の割安感がありカタリストも見込めると指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は1100円→1200円に引き上げた。

 堅調な業績を背景としたROE向上が十分織り込まれておらず、株価に割安感が残されていると指摘。22/3期純利益を3650億円と、会社計画2300億円やIFISコンセンサス3116億円を上回り、過去最高益(19/3期2308億円)を大幅更新すると予想している。減損損失など一過性損失の発生も抑制されつつあり、財務体質の改善も進んでいることから、今後は株主還元拡充も期待できるという。


★9:23  日本テレホン-急落 1Q営業赤字拡大 販管費の増加響く
 日本テレホン<9425.T>が急落。同社は13日、22.4期1Q(5-7月)の営業損益は3000万円の赤字(前年同期は700万円の赤字)だったと発表した。主力のリユース関連事業は増収となったものの、販管費の増加が響いた。

★9:26  アイロムグループ-大幅高 ヒトES細胞/iPS細胞から骨格筋細胞を迅速に分化誘導することに成功
 アイロムグループ<2372.T>が大幅高。同社は13日、子会社であるIDファーマが、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)および理化学研究所との共同研究において、IDファーマの基盤技術であるセンダイウイルスベクターを用いて、ヒトES細胞/iPS細胞から骨格筋細胞を迅速に分化誘導することに成功したと発表した。

 同技術は、ヒト骨格筋細胞の作製を簡便にし、疾患モデル研究の有用な手段となると考えられる。今後、さまざまな疾患の患者から樹立したiPS細胞を用いた病態解明および創薬研究への応用が期待されるとしている。

★9:39  アクシージア-急落 今期営業益6%増見込むも利益成長鈍化を嫌気
 アクシージア<4936.T>が急落。同社は13日、22.7期通期の連結営業利益予想は14.7億円(前期比6.1%増)と発表した、

 中国ECプラットフォームの深耕および横展開による売り上げの積み上げや、中国におけるブランド知名度向上・販促のための広告投資を行うとしている。

 21.7期通期の連結営業利益は13.8億円(前の期比28.5%増)だった。全体の9割を占める中国売り上げが好調だったことが寄与した。

 なお、株価は今期の利益成長鈍化を嫌気した売りが優勢となっている。

★9:46  ロングライフ-急落 3Q累計3600万円の赤字 リゾート事業など低調
 ロングライフホールディング<4355.T>が急落。同社は13日、21.10期3Q累計(11-7月)の連結営業損益が3600万円の赤字(前年同期は6600万円の赤字)だったと発表した。

 前期に福祉用具事業を譲渡したことから、同売上高は92.0億円(前年同期比6.1%減)となった。リゾート事業でセグメント赤字を計上したことなどが響いた。


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