NY概況-ダウ338ドル高と5日ぶりに反発 ハト派的FOMCを好感
米株は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始表明がなかったことや、メンバーの金利見通しが恐れられたほどタカ派的でなかったことが好感された。デフォルトが懸念される中国不動産大手の中国恒大集団が利払いを行うと発表したことで過度な警戒感が和らいだことも相場の支援となった。ダウ平均は上昇してスタートすると、FOMC結果公表後に520ドル高まで上昇。終値では338.48ドル高(+1.00%)と上昇幅を縮小したものの、5日ぶりの反発となった。S&P500も0.95%高と5日ぶりに反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.02%高と2日続伸した。S&P500の11セクターはエネルギーの3.16%高を筆頭に、金融、IT、一般消費財、素材など9セクターが上昇。一方、公益が小幅に下落し、フェイスブックの下落が重しとなったコミュニケーションもわずかにマイナス圏で終了した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は20.87ポイントと前日比3.49ポイント低下した。
※各種データは取得時の値です。
DOW
34258.32 +338.48 (+1.00%)
NASDAQ
14896.85 +150.45 (+1.02%)
S&P500
4395.64 +41.45 (+0.95%)
Rusell2000
2218.56 +32.38 (+1.48%)
SOX
3412.02 +66.99 (+2%)
CME225(ドル建て)
29840 -5
CME225(円建て)
29765 +245
WTI
72.23 +1.67 (+2.37%)
ドル円
109.79 +0.58
ユーロ円
128.39 +0.36
米10年債利回り(%)
1.304 -0.024
米2年債利回り(%)
0.2383 +0.02
VIX
20.87 -3.49
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