前場コメント No.7 ACSL、テリロジー、ABCマート、ダイセキソリュ、マネフォワ-ド、コックス

2021/10/06(水) 11:32
★10:05  ACSL-7日ぶり反発 CVCよりVFRへ出資し協業強化を図る
 ACSL<6232.T>が7日ぶり反発。同社の子会社CVCは5日、2020年5月より産業用ドローンの本格的な普及のための課題解決を目指して協業しているVFR(東京都千代田区) に対し出資したと発表した。

 ACSLとVFRは2020年5月に協業を開始し、都市部での目視外飛行(Level4)を見据えた物流機体の共同開発やドローン用シミュレーター開発などに取り組んでおり、CVCからVFRへ出資することで開発、製造および販売の連携を強化するとのこと。顧客のニーズに合わせた様々な製品やソリューションを提供していくことで、産業用ドローンの社会実装を加速するとしている。

★10:23  テリロジー-7日ぶり反発 コラボスと販売代理店契約を締結
 テリロジー<3356.T>が7日ぶり反発。同社は6日10時、コラボス<3908.T>との間で、ビジュアルカスタマーアシスタンスソリューション「TechSee」の販売代理店契約を締結したと発表した。

 提携により、サポート部門のDX支援に向けた取り組みを強化するとしている。

★10:29  ABCマート-反発 9月度既存店売上高5%減も織り込み済み
 エービーシー・マート<2670.T>が反発。同社は5日、9月度概況を発表し、既存店売上高は前年同月比4.8%減となった。全店では同5.1%減だった。既存店客数は同4.6%減、既存店客単価は0.2%低下した。

 なお、株価は緊急事態宣言の影響による月次悪化は織り込み済みで、足もとでは解除後の業績回復を期待した買いが優勢となっている。

★10:41  ダイセキ環境-水戸がレーティング引き上げ インフラ整備工事案件が下期も業績拡大に寄与しよう
 ダイセキ環境ソリューション<1712.T>が大幅反発。水戸証券では、上期をけん引した中京エリアの複数のインフラ整備工事案件が下期も業績拡大に寄与しようと判断。レーティングは「B+」→「A」、目標株価は1400円→2400円に引き上げた。

 水戸では、22.2期は売上高180億円(前期比+21%、会社計画比+5億円)、営業利益26億円(同+116%、同+5億円)を、23.2期は売上高195億円(+8%)、営業利益31億円(+19%)を予想している。中京エリアでは、まだ複数のインフラ整備工事の見込み案件があるもようであり、岐阜リサイクルセンターの処理数量増加や稼働率がさらに高まることが期待でき、売上増・利益率向上に寄与するとみている。

★10:51  マネーフォワード-3日続落 採用管理プラットフォームを提供するHERPとの資本業務提携
 マネーフォワード<3994.T>が3日続落。同社は6日10時に、運営する「マネーフォワードファンド」を通じて、HERPに出資し、資本業務提携を開始と発表した。

 HERPは、採用管理プラットフォームサービスなどを展開しており、主なサービスである「HERP Hire」は、全社採用を推進したい経営者や人事責任者向けの採用プラットフォームとなっている。
 同社は、「マネーフォワード クラウド人事管理」の提供を通じて、企業内の採用活動の効率化には依然として課題があると認識している。そこで同社サービスを利用しているユーザーや「マネーフォワード クラウド公認メンバー」向けに「HERP Hire」を広め、中小企業のさらなる業務効率化を推進するとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★10:54  コックス-3日ぶり反発 9月度既存店売上高23%減 8月は32%減
 コックス<9876.T>が3日ぶり反発。同社は5日、9月度の月次売上高速報を発表した。同月の既存店売上高は前年同月比23.0%減、全店では同44.1%減だった。8月はそれぞれ32.4%減、45.7%減だった。

 新型コロナの感染拡大や緊急事態宣伝の影響が継続したものの、8月からはやや改善した。


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