〔Market Flash〕ブレント原油価格の見通しを引き上げ~三菱UFJMS

2021/10/19(火) 13:32
【13:30】ブレント原油価格の見通しを引き上げ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、足元で原油価格がブレント原油、WTI原油ともに年初来高値を更新していることを受けて、原油価格の動向について考察している。今後の世界の原油需給バランスのポイントとしては、(1)原油需要量の動向、(2)OPECプラスの原油生産の動向、(3)米国の原油生産量の動向―の3点を挙げている。三菱UFJMSでは10-12月期のブレント原油価格予想を、従来の65.0ドル/バレルから80.0ドル/バレルに引き上げた。価格下落リスクとしては、コロナ感染拡大悪化などによる原油需要の減少率拡大と、産油国の生産量大幅増加の2点を挙げている。 【12:55】スタグフレーションに陥ったら鉄鋼業界は?~SMBC日興  SMBC日興証券では、スタグフレーションに陥った場合、鉄鋼業界は基本的には負け組となるリスクが高いと考えている。需要が低迷すると、上昇した材料費や燃料費を製品価格に転嫁できない可能性が高まることを、その要因に挙げている。足元では、その兆候が見えつつあるとのこと。ただし、(1)中国の粗鋼減産の継続、(2)COVID-19の収束および、それに続く供給網の回復、(3)自動車生産の回復―などの好条件が継続すれば、大幅な業績悪化は回避されるシナリオも描けるとコメント。SMBC日興では、中国の建設向け鋼材が世界の鋼材消費の4分の1を占めていることから、中国恒大の経営問題に続く中国全体の建設市場の冷え込みを懸念している。 【10:30】海運は2Q以降はファンダメンタルズを反映した株価上昇を予想~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では海運業界について考察している。日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>の足元株価は、米金利上昇や中国製造業PMIの低下などマクロ環境の変化に過剰に反応している面があるとみている。しかし、2Q決算確認後は、23.3期業績を反映した株価バリュエーションの割安感や、日本郵船と商船三井の配当利回りの高さなどが再評価されるタイミングと考えている。また、邦船3社の投資魅力には、(1)海外のコンテナ船社よりも規模の大きいドライバルクの運賃上昇(日本郵船はハンディバルク、商船三井はケープサイズバルク)による業績拡大、(2)22.3期業績の上方修正に伴う増配、または自社株買いの可能性、(3)来期以降の配当性向の引き上げの可能性(川崎汽船は復配)―などがあると考えている。 【9:55】衆院選で自民党は21議席程度減らす可能性~SMBC日興  SMBC日興証券では、衆議院選挙に関するリポートの中で議席に関する考察を行っている。青木率(内閣支持率+政党支持率)が高いことは追い風であるが、若手議員が100人を超えていることや、高齢議員や不祥事議員もおり、自民党は苦戦を強いられる選挙区が多いとSMBC日興では予想。同社の予測モデルでは、自民党は254議席の獲得を予想しており、これは選挙前の275議席からは21議席減らす結果となる。この場合、市場にはややネガティブとSMBC日興では捉えている。 【8:45】寄り前気配はリンナイ、日立造、三井造、千代建が高い気配値  主力株の寄り前気配では、リンナイ<5947>+25.75%、日立造<7004>+8.13%、三井造<7003>+6.02%、千代建<6366>+5.80%、SUMCO<3436>+5.28%、シマノ<7309>+4.94%、阿波銀<8388>+4.54%、川重<7012>+4.14%、サンリオ<8136>+4.05%、ABCマート<2670>+3.12%などが高い気配値。  一方、ニッコンHD<9072>-9.23%、シスメックス<6869>-8.06%、JPX<8697>-6.85%、きんでん<1944>-4.86%、博報堂DY<2433>-4.81%、セコム<9735>-4.22%、阪和興<8078>-4.08%、ミスミG<9962>-3.98%、アズビル<6845>-3.93%、旭化成<3407>-3.81%などが安い気配値となっている。
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