前場コメント No.8 シュッピン、日立造、ヨネックス、ワールド、大塚商、ソラスト

2022/05/12(木) 11:31
★9:36  シュッピン-大幅高 今期営業益12%増見込む 前期は95%増
 シュッピン<3179.T>が大幅高。同社は11日、23.3期通期の連結営業利益予想を35.1億円(前期比11.6%増)だと発表した。

 EC強化を継続して行い、フルサイズミラーレスの需要拡大継続、時計事業のさらなる成長、越境ECでのグローバル展開を活性化させるなど、主軸のカメラ、時計事業を中心に売上高、各利益の成長を図るとしている。

 22.3期通期の連結営業利益は31.4億円(前の期比95.0%増)だった。カメラ・時計において需要が想定よりも上回ったことが寄与した。

★9:36  シュッピン-大幅高 4月売上高24%増 EC売上高は30%増
 シュッピン<3179.T>が大幅高。同社は11日、4月の売上高が前年同月比23.5%増だったと発表した。うちEC売上高は29.5%増となった。

★9:41  日立造船-急騰 今期最終益27%増見込む 前期は86%増
 日立造船<7004.T>が急騰。同社は11日、23.3期通期の連結純利益予想を100億円(前期比26.6%増)、年間配当予想を15円(前期は12円)にすると発表した。国内および海外のごみ焼却発電設備建設案件の売り上げ増加を見込む。市場コンセンサスは178億円。

 22.3期通期の連結純利益は79億円(前の期比85.5%増)だった。ドイツの会社を連結子会社化したことに伴い、負ののれん発生益を特別利益に計上したことが寄与した。

★9:42  ヨネックス-ストップ高買い気配 今期営業益14%増見込む 前期は6.5倍
 ヨネックス<7906.T>がストップ高買い気配。同社は11日、23.3期通期の連結営業利益予想を77.0億円(前期比14.3%増)だと発表した。

 一部地域でのロックダウンに伴う影響が見込まれるものの、ロックダウン解除後は堅調に推移する見通しとしている。

 22.3期通期の連結営業利益は67.4億円(前の期比6.5倍)だった。スポーツ用品事業において、増収による売上総利益の増加と、工場の稼働回復および生産性向上により売上総利益率が改善したことが寄与した。

 また、22.3期の期末配当予想を3.0円から特別配当2円を含む5.0円(前の期は2.5円)に修正した。年間配当は10.0円(前の期は4.5円)となる。23.3期の年間配当予想は10円とした。

★9:46  ワールド-みずほが目標株価引き上げ デジタル・プラットフォームを活用した収益拡大に注目
 ワールド<3612.T>が小幅安。みずほ証券では、構造改革は順調、デジタル・プラットフォームを活用した収益拡大に注目。投資評価は「買い」を継続、目標株価は1900円→2000円に引き上げた。

 2022/3期業績を受け、業績予想を見直した。主力のアパレルの販売基調回復の遅れと会社側の出店方針などを考慮し、売上高予想を下方修正。但し、構造改革による人件費の抑制など、経費削減が進んでいる点を考慮し、コア営業利益予想は会社計画を上回る増益を達成可能と予想している。アパレル分野での強い販売基調の回復は期待し難いと判断しているが、「非アパレル・非小売」の事業構造転換が進む中、ファッション・エコ・システムのプラットフォーム企業として、現行株価水準には割安感があるとの見方を継続した。

★9:46  大塚商会-シティが投資判断引き下げ マクロ環境の不透明感が重し
 大塚商会<4768.T>が軟調。シティグループ証券ではマクロ環境の不透明感が重しと指摘。投資判断は「買い/高リスク」→「中立」に引き下げ、目標株価は5400円→4600円に引き下げた。

 Q1決算を鑑み、業績予想を減額修正。22年12月期営業利益530億円→520億円、EPS197円→190円(ガイダンスは536億円/193円、コンセンサスは545億円/202円)、中期EPS成長率は年率10%増→6%増とした。コロナ禍を脱する一方で、マクロ環境の不透明感が強まっていることを勘案した減額修正であるという。予想トータルリターンが14%となるため、配当利回りは3.0%と高水準で当面の株価の下支えとなると考え、高リスクのリスク格付を今回削除している。

★9:48  ソラスト-急落 今期営業益7%増見込む 前期は計画下回る
 ソラスト<6197.T>が急落。同社は11日、23.3期通期の連結営業利益予想を67.8億円(前期比7.3%増)、年間配当予想を20円(前期は20円)にすると発表した。市場コンセンサスは74.4億円。

 介護事業のデイサービスや施設系サービス等の既存事業所の回復、医療関連受託事業の生産性改善、前期に実施した保育事業におけるM&Aの利益貢献などを見込む。

 22.3期通期の連結営業利益は63.2億円(前の期比4.2%増)だった。会社計画67.0億円を下回った。医療関連受託事業および介護・保育事業がともに堅調に推移したが、介護業界ではオミクロン株の感染拡大以降、デイサービスを中心に利用者のサービスの利用控えが目立ったとしている。


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