前場コメント No.3 NTT、フルッタフルッタ、技研HD、SBI、大同信、ENEOS

2022/05/20(金) 11:32
★9:05  NTT-もみ合い ドコモ販売店、700店閉鎖 来店減でネットに軸と伝わる
 NTT<9432.T>がもみ合い。同社傘下のNTTドコモが、2025年度までに販売店「ドコモショップ」を約700店閉鎖すると各紙が報じた。

 20日付けの日本経済新聞朝刊によれば、全国約2300店の3割に相当するという。インターネットでの契約に特化した格安プランの普及などを背景に来店客数が減少しているようだ。対面での接客を前提とした顧客獲得のあり方を見直し、ネットでの接客拡大などデジタル化に大きくかじを切るとしている。

★9:06  フルッタフルッタ-大幅高 アグロフォレストリーによるCO2削減量可視化の取り組みを開始
 フルッタフルッタ<2586.T>が大幅高。同社は19日、ESG事業の重要な指標であるCO2削減量可視化の取り組みを開始すると発表した。この取組みによって、アグロフォレストリー由来の商品によるCO2削減量が見える化できるようになるとしている。

★9:06  技研HD-3日ぶり反落 22.3期決算発表を延期
 技研ホールディングス<1443.T>が3日ぶり反落。同社は19日、22.3期の決算発表を延期すると発表した。従来は20日の発表予定であったが、27日に延期する予定。減損損失の判定を中心とした決算数値の確定作業に想定よりも時間を要するためとしている。

★9:07  SBIHD-もみ合い SBI証券が法人向け為替業務に参入と伝わる
 SBIホールディングス<8473.T>がもみ合い。ブルームバーグは20日6時、同社傘下のSBI証券が法人向け為替業務に参入することが分かったと報じた。
 
 記事によれば、23日にも社内に外国為替室を立ち上げ、サービス提供を開始するという。当初10人程度の体制で、為替フォワードや為替オプションといった為替変動リスクをヘッジする商品などを取り扱う予定のようだ。外国為替をメニューに加えることにより、法人顧客のネットワークをさらに拡大できる考えだとしている。

★9:07  大同信号-売り気配 今期営業益49%減見込む 前期は25%減
 大同信号<6743.T>が売り気配。同社は19日、23.3期通期の連結営業利益予想を7.0億円(前期比49.3%減)だと発表した。

 主要顧客である鉄道業界において、旅客需要の回復状況やアフターコロナにおける行動変容を見据えながら、設備投資・経費の抑制や設備・業務のスリム化が続くと想定している。

 22.3期通期の連結営業利益は13.8億円(前の期比25.3%減)だった。鉄道信号関連事業において、踏切装置や踏切障害物検知装置などのフィールド製品が低調だった。また、産業用機器関連事業において、半導体を含む部品調達の影響により、一部製品の販売が伸び悩んだ。

★9:07  ENEOS-続伸 傘下JX金属 韓国の銅製錬会社株を売却 約950億円
 ENEOSホールディングス<5020.T>が続伸。同社傘下のJX金属は19日、グループ会社の日韓共同製錬が持つ銅精錬企業LS-Nikko Copper(以下、LSN)について、保有する全株式(49.9%)をLS Corporation(韓国)に譲渡すると発表した。

 売却金額は約9300億ウォン(約950億円)。事業の強靭化に向けて競争力強化や資産ポートフォリオの適時の見直しなどを行っており、保有するLSNの全株式を売却し、より重要な領域に経営資源を集中させることが望ましいと判断した。

 20日付けの日本経済新聞朝刊によれば、JX金属は半導体回路の形成に使う金属薄膜材料「スパッタリングターゲット」で世界シェア60%、スマホ内部で折り曲げられるプリント基板向け先端品でシェア80%に達しているという。これら先端製品を増産する新工場建設に2000億円以上投資する計画で、こうした投資などに資金をあてるとしている。


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