前場コメント No.4 エーザイ、ＪＲ東日本、日金属、セーラー広告、前田工繊、ＴＫＣ
★9:21 エーザイ－急騰 レカネマブの安全性データ 全体死亡リスクの上昇に関与示さずと発表
エーザイ<4523.T>が急騰。同社は29日、SCIENCEINSIDERが報道した、レカネマブの臨床試験において血栓溶解剤が併用された被験者が死亡した事例について、すでに当局には報告済みであり、これまで得られているすべての安全性データは、レカネマブ治療が被験者全体の死亡リスクの上昇あるいは特定の原因による死亡リスクの上昇に関与していないことを示していると発表した。
同社はきょう30日に開催されるアルツハイマー病臨床試験会議のサイエンティフィックセッションにて、安全性のデータを含むClarity AD試験全体の詳細な結果を発表する予定としている。
エーザイ<4523.T>が急騰。同社は29日、SCIENCEINSIDERが報道した、レカネマブの臨床試験において血栓溶解剤が併用された被験者が死亡した事例について、すでに当局には報告済みであり、これまで得られているすべての安全性データは、レカネマブ治療が被験者全体の死亡リスクの上昇あるいは特定の原因による死亡リスクの上昇に関与していないことを示していると発表した。
同社はきょう30日に開催されるアルツハイマー病臨床試験会議のサイエンティフィックセッションにて、安全性のデータを含むClarity AD試験全体の詳細な結果を発表する予定としている。
★9:24 ＪＲ東日本－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 不動産売却やコスト削減による利益創出力を評価
東日本旅客鉄道<9020.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、不動産売却や需要回復時のコスト削減による利益創出力を評価。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は8800円→9700円に引き上げた。
23/3期営業利益予想を1678億円から1530億円(同社計画1530億円)に下方修正。一方、投資魅力には、(1)22/3期末で約1.6兆円の賃貸等不動産の含み益があり、不動産物件の売却による利益創出の余力が大きいこと、(2)24/3期からの需要回復の局面では変動費が増加する一方、2027年度で 2019年度比1000億円のオペレーションコスト(償却費・租税公課除く鉄道費用)削減による利益回復が見込めると考えること、(3)国交省との鉄道運賃に関する議論では来年度に一定の進展が期待でき、ポジティブな影響を与えること、などがあると考えている。
東日本旅客鉄道<9020.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、不動産売却や需要回復時のコスト削減による利益創出力を評価。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は8800円→9700円に引き上げた。
23/3期営業利益予想を1678億円から1530億円(同社計画1530億円)に下方修正。一方、投資魅力には、(1)22/3期末で約1.6兆円の賃貸等不動産の含み益があり、不動産物件の売却による利益創出の余力が大きいこと、(2)24/3期からの需要回復の局面では変動費が増加する一方、2027年度で 2019年度比1000億円のオペレーションコスト(償却費・租税公課除く鉄道費用)削減による利益回復が見込めると考えること、(3)国交省との鉄道運賃に関する議論では来年度に一定の進展が期待でき、ポジティブな影響を与えること、などがあると考えている。
★9:34 日本金属－大幅高 Iバー「リプルス」が食品工場や精密機器製造工場に採用
日本金属<5491.T>が大幅高。同社は30日、ダイクレ（広島県呉市）と共同で開発したグレーチング部材製品であるIバー「リプルス」が食品工場や精密機器製造工場に採用されたと発表した。
同製品は、強度・軽量化のニーズに加え、ステンレスの清潔感・耐久性・メンテナンス性および高い耐すべり性が評価され、採用に至ったもよう。今回の採用により生産量が倍増したとしている。
日本金属<5491.T>が大幅高。同社は30日、ダイクレ（広島県呉市）と共同で開発したグレーチング部材製品であるIバー「リプルス」が食品工場や精密機器製造工場に採用されたと発表した。
同製品は、強度・軽量化のニーズに加え、ステンレスの清潔感・耐久性・メンテナンス性および高い耐すべり性が評価され、採用に至ったもよう。今回の採用により生産量が倍増したとしている。
★9:35 セーラー広告－一時ストップ高 地域ブランド品の企画開発など手がける子会社設立へ
セーラー広告<2156.T>が一時ストップ高。同社は29日、地域ブランド商品の企画開発および販売業務などを目的とした子会社ＭＤ＆アソシエイツを設立すると発表した。設立日は12月1日。ＭＤ＆アソシエイツでは、地域の魅力ある産品やサービスをECサイトなどで紹介し、販売する事業を開始するとしている。
セーラー広告<2156.T>が一時ストップ高。同社は29日、地域ブランド商品の企画開発および販売業務などを目的とした子会社ＭＤ＆アソシエイツを設立すると発表した。設立日は12月1日。ＭＤ＆アソシエイツでは、地域の魅力ある産品やサービスをECサイトなどで紹介し、販売する事業を開始するとしている。
★9:36 前田工繊－3日続落 1株2701円で自己株TOB 割合3.72％ 帝人が応募意向
前田工繊<7821.T>が3日続落。同社は29日、自己株式の公開買い付け（TOB）を実施すると発表した。
TOB価格は1株当たり2701円。買い付け期間は11月30日から12月27日。買い付け予定数は120万株（発行済み株式相薄に対する割合は3.72％）。買い付け予定数を超える部分の全部または一部の買い付けは行わない。アラミドシートの事業展開において協力関係にある帝人<3401.T>がTOBに応募する意向としている。
前田工繊<7821.T>が3日続落。同社は29日、自己株式の公開買い付け（TOB）を実施すると発表した。
TOB価格は1株当たり2701円。買い付け期間は11月30日から12月27日。買い付け予定数は120万株（発行済み株式相薄に対する割合は3.72％）。買い付け予定数を超える部分の全部または一部の買い付けは行わない。アラミドシートの事業展開において協力関係にある帝人<3401.T>がTOBに応募する意向としている。
★9:40 ＴＫＣ－東海東京が目標株価引き上げ 企業・行政のデジタル化に対応
ＴＫＣ<9746.T>が反落。東海東京調査センターでは、企業・行政のデジタル化への対応に注目。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は4690円から4940円に引き上げた。
東海東京では、23/9期の売上高は696億円（前年比2.6％増）、営業利益は136億円（同1.9％増）を見込んでいる。地方公共団体事業においては、ワクチン接種関連の売上がピークアウトするが、会計事務所事業においては、顧問先中堅企業におけるDXへの取組み加速による「FX4クラウド」等の導入進展を見込む。24/9期は、売上高が737億円（前年比5.9％増）、営業利益が147億円（同8.1％増）、会計事務所事業においては、FX4クラウドなどの導入が進展、地方公共団体事業においては、行政のデジタル化・オンライン化の流れが変わらず、TKC行政クラウドサービスの採用の動きが続くとみている。
ＴＫＣ<9746.T>が反落。東海東京調査センターでは、企業・行政のデジタル化への対応に注目。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は4690円から4940円に引き上げた。
東海東京では、23/9期の売上高は696億円（前年比2.6％増）、営業利益は136億円（同1.9％増）を見込んでいる。地方公共団体事業においては、ワクチン接種関連の売上がピークアウトするが、会計事務所事業においては、顧問先中堅企業におけるDXへの取組み加速による「FX4クラウド」等の導入進展を見込む。24/9期は、売上高が737億円（前年比5.9％増）、営業利益が147億円（同8.1％増）、会計事務所事業においては、FX4クラウドなどの導入が進展、地方公共団体事業においては、行政のデジタル化・オンライン化の流れが変わらず、TKC行政クラウドサービスの採用の動きが続くとみている。
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