〔Market Flash〕ファーストリテイリングのウェイトキャップ調整~~SMBC日興

2024/01/22(月) 14:21
【14:20】ファーストリテイリングのウェイトキャップ調整~~SMBC日興  SMBC日興証券のクオンツリポートではファーストリテイリング<9983.T>に関して、日経平均構成ウェートが1月18日の大引け時点で約10.93%と試算。同社のウェートが1月31日の大引け時点で11%を上回れば、同社の採用株価にはキャップ調整比率0.9が設定され、3月29日引けで900万株、約3500億円、平均日次売買代金で約7日分の売りフローが見込まれると指摘している。2024年10月以降の定期見直しでは、ウェートキャップ水準は10%が適用されるようになるとのこと。1月末に11%を上回らなくとも、7月31日の大引け時点で10%を上回っていれば、同規模の売りインパクトが9月30日引けに見込まれる。その後も1月末と7月末の定期見直しデータ基準日の度に、10%のウェートギャップを上回るかどうかが評価されるとコメントしている。 【13:50】企業価値向上の取り組みに終わりはない~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、1月15日に東証から「資本コストや株価を意識した経営に向けた取り組み」を開示した企業一覧が発表されたが、この件に関するリポートの中で、15日時点のTOPIX時価総額上位25社のうち、トヨタ<7203.T>、キーエンス<6861.T>、ファーストリテイリング<9983.T>、任天堂<7974.T>、OLC<4661.T>、ソフトバンクG<9984.T>、ソフトバンク<9434.T>、ダイキン<6367.T>は、開示企業一覧への記載がなかったことに注目している。既に市場からの評価が高い企業も多いが、今後社会的な要請に伴い、さらなる企業価値向上施策を打つ可能性もある。三菱UFJMSでは、そのような取り組みが広がれば、日本株全体の底上げにつながることも期待できると考えている。 【13:15】住宅設備各社には金利上昇懸念は織り込み済み~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券では住宅設備セクターに関して、各社の業績に重要な海外市場においては金利上昇などによる住宅市場の低調影響が懸念され、住宅市場の改善タイミングは現時点で不透明感があると指摘。ただし、当該影響への懸念は株価に織り込まれているとみており、今後の業績改善期待が高まった銘柄から再評価されると考えている。個別では同観点からリンナイ<5947.T>に注目しており、同社と三和HD<5929.T>を「Overweight」としている。 【11:10】2月のMSCI見直しでは追加1・削除10銘柄を予想~SMBC日興  SMBC日興証券のクオンツリポートでは、2月のMSCI定期見直しにおいて、日本株スタンダード指数では1銘柄の追加と10銘柄の削除を予想している。追加候補にはSCREEN<7735.T>を挙げている。また、日本株スモール指数では20銘柄の追加と5銘柄の削除を予想している。日本時間の2月13日早朝に結果が公表予定で、MSCI各指数に連動するパッシブファンドは2月29日の引けでリバランスを行うと考えられるとSMBC日興ではコメントしている。 【10:20】日本株の上昇局面では高ベータ株への投資が有効か~東海東京  東海東京調査センターでは、日経平均の上昇局面において有効な戦略の一つとして、高ベータ株という切り口を紹介している。ベータ値とは株価指数と個別の株価の連動の大きさを示す指標で、高いほど日経平均を上回る株価上昇が期待できる。東海東京では、対日経平均ベータ値(90日)が高い銘柄として、東京エレクトロン<8035.T>、荏原<6361.T>、TDK<6762.T>、豊田通商<8015.T>、安川電機<6506.T>、SMC<6273.T>、ミネベアミツミ<6479.T>を挙げている。 【9:45】展望リポートや賃上げ動向に要注目~大和  大和証券では、日本株にとって日銀の展望リポートが大きなイベントになると考えている。CPIが2%を超える見通しとなれば、脱デフレへの政策変更が早期に訪れるとの見方が強まり、資産価格上昇=株高が実現する可能性が高まるとみている。またこの点から、足元の賃上げ動向にも注目している。24年の春闘で23年を上回る賃上げ率の実施確度が高まれば、今回ではないにしても次回以降の日銀会合で金利正常化に向けた動きが具体化してもおかしくないと大和では考えている。 【8:45】寄り前気配は東京精、東エレク、応化工、アドバンテが高い気配値  主力株の寄り前気配では、東京精<7729>+16.41%、東エレク<8035>+12.36%、応化工<4186>+12.18%、アドバンテ<6857>+12.11%、スクリーン<7735>+10.10%、ディスコ<6146>+9.66%、堀場製<6856>+8.54%、荏原<6361>+7.79%、SUMCO<3436>+7.34%などが高い気配値。  一方、サッポロHD<2501>-6.27%、福山運<9075>-4.37%、阪和興<8078>-4.35%、コーセー<4922>-4.19%、テレビ朝日<9409>-3.33%、コメリ<8218>-3.03%、シャープ<6753>-2.84%、カルビー<2229>-2.56%などが安い気配値となっている。
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