前場コメント No.1 サマンサJP、スノーピーク、阿波銀、東エレク、インタアクション、三菱UFJ

2024/02/21(水) 11:30
★9:00  サマンサタバサ-買い気配 親会社コナカとの株式交換による経営統合に基本合意
 サマンサタバサジャパンリミテッド<7829.T>が買い気配。同社は20日、親会社であるコナカ<7494.T>との株式交換による経営統合に向けて、具体的な協議・検討を行うことについて基本合意したと発表した。

 経営統合に必要な機関承認を得ることを前提とし、4月1日をめどにコナカを株式交換完全親会社、同社を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを協議・検討する。株式交換の効力発生日に先立ち、同社株式は上場廃止となる予定。株式交換比率については、経営統合に関する最終契約締結までに決定する。
 
 同社は赤字が続いている状況であり、「合併等による実質的存続性喪失に係る上場廃止基準」の猶予期間(2月29日)までに適合審査の申請を行うことが困難となった。コナカよりこれまでに受けてきた財務的支援(運転資金の借り入れおよびA種種類株式の引き受け)からさらに踏み込んだ内容の連携をめざすことが最善であると判断し、経営統合を行うとしている。

★9:00  スノーピーク-買い気配 MBOで上場廃止 TOB価格は1株1250円
 スノーピーク<7816.T>が買い気配。同社は20日、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われるベインキャピタル系のBCJ-80(東京都千代田区)による同社株に対する公開買い付け(TOB)に関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して同公開買い付けへの応募を推奨すると発表した。

 TOBの買付価格は1株につき1250円、買付期間は2月21日~4月12日。買付予定数は2725万0863株で、同下限は1453万9700株。上限は設けない。なお、TOB完了後は一連の手続きを経て、同社株は上場廃止となる見込み。

 株価は事前に観測報道があったことから20日終値で1138円まで上昇している。

★9:00  阿波銀行-買い気配 40万株・10億円を上限に自社株買い 割合は0.98%
 阿波銀行<8388.T>が買い気配。同社は20日、40万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2月19日~3月21日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.98%となる。

★9:01  東京エレクトロン-3日続落 SOX1.6%下落 米エヌビディアに決算警戒売り
 東京エレクトロン<8035.T>が3日続落。20日の米国市場で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が前日比1.6%安となったことが材料視されている。

 米エヌビディアが21日に決算発表を控えていることから、警戒売りが優勢となり前日比4%安。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、アームなども売られた。

 SOXの下落を受けて、東京市場でも同社など半導体関連銘柄に売りが出ている。アドバンテスト<6857.T>なども売りが先行している。

★9:01  インターアクション-買い気配 イメージセンサ検査関連製品の大口受注を発表
 インターアクション<7725.T>が買い気配。同社は20日、イメージセンサ検査関連製品の大口の受注を発表した。受注金額は2億4800万円。契約納期は2024年3-5月予定としている。

 売上計上は 24.5期第4四半期を予定している。なお、同件は24.5期通期連結業績予想に織り込まれていない案件だとしている。 
 

★9:01  三菱UFJ-大和が目標株価引き上げ 目先の材料は豊富にある
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が続落。大和証券では、目先の材料は豊富として、投資判断「2(アウトパパフォーム)」を継続、目標株価を1550円→1650円に引き上げた。

 大和では、24.3期純利益は会社目標1兆3000億円を上回る1兆4000億円を予想。通期決算発表時(5月)には自己株式取得の決議も期待されると指摘している。25.3期は米国利下げ(短期金利低下)を受けた国際部門の預貸金利鞘減少を想定するが、外債損切り影響の剥落もあり連結純利益は1兆4500億円、26.3期に1兆5000億円と堅調な拡大を予想しており、累進配当からの増配にも期待するとしている。


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